2022年5月25日放送の大下容子のワイドスクランブルで、5月24日から「外国人観光客の受け入れ再開に向けた実証ツアー」が始まったニュースを見ました。
5月26日に、岸田文雄首相が、6月10日からの外国人観光客の受け入れ再開を表明しましたが、いよいよ、空港や新幹線などの交通機関や観光地やホテルに2年半前の光景が戻ってくるわけです。
政府が5月25日に変更したマスク着用方針(新型コロナウイルス基本的対処方針)によれば、以下のケースは「マスク着用の必要なし」となるそうです。
・屋内:2メートル以上目安で会話は殆どしない
・屋外:距離が取れる、または、会話は殆ど行われない
・学校:体育
また、
・屋外において、夏場は熱中症予防の観点から外すことを推奨
・学校における部活動の際も体育の授業に準じる
・接触を伴う競技については、各競技団体が作成するガイドラインなどにより対応する
という方針になるようです。
現時点でも、国内の1日あたりの新規感染者数は、3万人程度いて、2020年初頭と比較すれば、PCR検査が手軽に受けられるようになったとは言え、感染者数は多いです。
しかし、コロナ関連報道は、かなり少なくなり、国民の意識としても、「もう、通常のウイルス性風邪と同等と捉えていいでしょう」という雰囲気になってきたのではないかと思います。
厚労省のデータ(2019年)から、日本人の死者数を数字から捉えておきたいと思います。
・がん 376,392人
・心疾患 207,628人
・脳血管疾患 106,506人
・肺炎 95,498人
・自殺 19,415人
・餅など食べものによる窒息 8,379人
ざっくりベースの話ですが、新型コロナウイルスが死亡原因の死者数(累計)は、約2万人、コロナ禍以前のインフルエンザの年間死亡者数は約1万人、肺炎で死亡した人のうち風邪をこじらせて肺炎になって死亡した人が約1~2万人といわれています。
新型コロナの場合は、「未知のウイルス」で「インフルエンザのように治療薬がない」ことで、国内ではこれまで慎重な扱いをしてきました。
けれども、年間の死者数の結果論から見たら、新型コロナ死者数は、インフルエンザ死者数とほぼ一緒で、風邪をこじらせて肺炎で死亡する人数とほぼ一緒なのです。
要は「新型コロナは特別に怖いもの」ではないのです。
5月26日に自宅の近所を散歩しましたが、まだ、マスクをした人が殆どでしたが、ノーマスクで散歩している人もちらちら見かけました。
日本人は「同調性」の性質があるので、今は「屋外をノーマスクで歩いている人」が少数派ですが、ある分岐点で一気に状況が変わるんだろうな、と思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ804号より)
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