やりたいことが仕事になっている人は、うらやましいな、と思います。
私自身は、今の仕事には、それなりにやりがいを感じているし、誇りも持っています。
しかし、「どうしてもやりたい仕事か」と問われれば、それは、微妙です。
詳細は、別の機会に譲りますが、高校時代の進路選択、大学生時代の就職活動時に、以下のような気持ちと葛藤した結果が今に至っていると思います。
思いつくまま羅列すると、
・歴史や郷土史が好きだが、就職先が限定される
・理科系大学に進学した方が、就職先が多そう
・公務員や教職浪人はしたくない
・営業職は、性格的に絶対無理
・営業成績が出世や業務評価に直結する職種は向いていない
・組織基盤が安定した所に就職したい
・大企業で出世競争に生き残る自信は無い
・大企業で、閑職や地方転勤で異動し、子会社に転籍するのは嫌だ
・住宅ローンを借りる際に、問題が生じない職場に勤めたい
・研究職が向いているかと思ったが、学生時代の経験からそうでもなかった
・両親、親戚、知人、世間から「ちゃんとした職場」と思われる就職をしたい
・・・
このような発想で職場探しをすると、営利一辺倒の組織では無い比較的、公益性が高い組織を就職先とする選択肢しか思い浮かばず、該当するいくつかの職場に応募し、新卒で就職した組織(民間法人化された特殊法人)に決めました。
大学の部活の現役学生の後輩や行きつけの飲食店でアルバイトの大学生と話をする機会に、「どうやって今の仕事を見つけたんですか?」とか「やりたいことが見つからないんですが・・・」という質問されることが多々あります。
しかし、自分の経験を話すことはできますが、「絶対にやりたい仕事」に就いているわけではないので、偉そうなことは何も語れません。
話題はガラッと変りますが、2022年5月4日付けの千葉日報が、房総半島を走るローカル線「いすみ鉄道」に、今春、30年ぶりに新卒社員が入社したことを報じていました。
いすみ鉄道には、運転士が10人(51歳~70歳)いて、高卒(岩倉高校出身)の新入社員は、20歳から取得できる鉄道運転士の国家試験合格に向け、日々の業務や勉強に励まれているそうです。
ウィキペディアによれば、「いすみ鉄道」は、2019年3月期の売上が、約1億5千万円、従業員が25人と小規模な組織で、大手の鉄道会社の運転士と比較すれば、将来的に給与水準は低いでしょう。
しかし、私には「初志貫徹」するような「どうしてもやりたい仕事」はなかったので、尊敬します。
地域住民に愛される鉄道運転士になって欲しいな、と「いち鉄道ファン」として思います。
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