コロナ禍以降、自宅で仕事をする機会が増え、今さらながら気づいたのは、「テレアポやFAX営業が多い」ことです。

以前は、テレアポ電話に付き合っていましたが、ダラダラと商品説明が続くし、それを聞いているうちにイライラして時間の無駄と精神状態に悪いので、電話には出ないことにしました。

 

ちなみに、今でもテレアポ営業の指導において、「電話をたくさん掛ければ、アポが取れる」という「数撃ちゃ当たる」式の確率論や根性論を説いているテレアポ教育があるそうです。

私は、32~33年前の学生時代に、学習教材のテレアポのアルバイトをしたことがあります。

当時は、バブル末期だったので、凄腕の営業マンは、アポを取っていましたが、私は、1日中、会社から渡された名簿の電話番号に電話を掛けまくりましたが、アポが全く取れない日々が続きました。

 

自分のセールストークのなさを言い訳にするつもりはないですが、この時、気づいたのは、「相手は、商品に興味がないから話を聞かない」のではなく、「知らない人から話を聞きたくない」と思っているからということに気づきました。

社会人となった今では、当たり前ですが、テレアポに「コツ」があるとすれば、「自分が伝えたいことを一方的に話そうとするのではなく、相手から情報を聞きだすスキル」を身に付けることでしょう。

 

・・・とテレアポについて、調べていたら、「ダイレクト・レスポンス広告を使って高額商品をバンバン売る法」(辻壮慈氏)という書籍を見つけました。

辻氏によれば、「会社を破滅させる上司」には、以下の行動があるそうです。

 

#1 業務の承認手続きを複雑にする

(例:1人で承認できることも3人の承認を必要とする)

#2 重要出ない業務を完璧にできるよう要求する

#3 重要な仕事が多いときに、敢えて会議を行う

#4 重要な仕事は能力の低い社員にやらせる

#5 会議中言葉遣いを徹底に正し、長いスピーチをさせる

#6 前回の会議で決まった決定を再検討するよう議論を蒸し返す

#7 できの悪い部下を優遇して、優秀な部下を不条理に叱りなさい

 

確かに、これらの上司の行動は、会社を弱体化させるでしょう。

悪気無く、プライドや権威、年功序列的な礼儀に支配されて、これらの行動を取る無能上司もいると思いますが、ライバル企業を弱体化させるというミッションを受けて、意図的にライバル企業に管理職として潜り込めば、じわじわと弱体化していくでしょう。

 

それにしても、これらの行動ですが、「手順通りに業務が実施できているか否か」方式の内部監査では、意外と表面化しません。

内部監査で評価し報告すべきことをしっかりと内部監査員に教育しないと、無駄な内部監査になってしまうでしょう。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ795号より)

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