『日経テレ東大学』で、日本最大級の匿名掲示板「2ちゃんねる」開設者のひろゆき氏(西村博之)が、「日本のイノベーションを妨げている原因」について、自説を述べていました。

 

『日経テレ東大学』とは、ご存知の方も多いと思いますが、テレビ東京コミュニケーションズと日本経済新聞社デジタル事業が「本格的な経済を、もっとたのしく学ぶ」をコンセプトに立ち上げたYouTubeチャンネルです。

 

私は、YouTubeチャンネルの『日経テレ東大学』を視聴することもありますが、多くは、「切り抜き動画」として編集されたショート動画を見て、おもしろうそうなテーマの時に、本編を視聴しています。

 

さて、ひろゆき氏の「日本のイノベーションを妨げている原因」ですが、主なポイントは、以下のとおりです。

・国立大学や産学協同では、イノベーションは起らない

・それは、ブランド価値や歴史があるものに頼ることを補強しているから

・ビルゲイツが成功した理由は、IBMのパソコンにMS-DOSが搭載されたから

・つまり、実績が無い者がいいものを作ったら評価する価値観が大事

・日本の大企業に同じことをしたら、実績を聞かれ、結果的に採用されない

 

ひろゆき氏が例に挙げていたのが、トヨタ(豊田佐吉)やホンダ(本田宗一郎)。

つまり、学歴や実績ではなく、時代のタイミングに出くわしたときに、よしやってみよう、作ってみよう、というある種の「ノリ」が必要だと言うんです。

確かに、大企業だと、リスクを恐れ、自社の経営資源、製品の成長性、ライバル企業などの情報を集め、経営判断を下しますが、それだと、「乗り遅れる」可能性の方が高いのでしょう。

 

また、日本は「封建社会」から、なんだかんだ行って、まだ抜け出せていないのでしょう。

したがって、ベンチャー企業文化は根付かない。

NASAに採用されている金属深絞り加工の岡野工業も、以前テレビで、「実績が無いから取引ができない」と断られ、有名になって、その企業から謝罪されたが、取り合わなかったことを話していました。

取引決定の本質は「実績より技術」ですが、日本はそれができる体質でないことが、イノベーションを妨げているのかもしれませんね。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ795号より)

 

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