元SMAPリーダーで、タレントの中居正広さんが2022年4月1日に立ち上げたファンクラブが話題になっています。
2022年4月1日は、中居さんの独立から丸2年を記念した日。
オフィシャルサイトを早速チェックしてみました。
中居さんのファンクラブは、オフィシャルサイトの「中居ヅラの部屋」から入室します。
入室すると、
・税込みで入会金1000円+月額100円(年1200円)
・ライブなし、特典なし、閉鎖することもあり、今後の私に期待しないでください
・会員限定の写真、動画、ブログ、メルマガ
という説明があります。
中居さんは、TwitterやインスタなどSNSによる情報発信はしていません。
Twitterやインスタは、気軽にフォローできるので、ファンだけでなく、「アンチ」も登録するので、情報発信に対して、陰湿に絡んでくる人もいるので、面倒です。
一般的なファンクラブの会員価格(年会費5000円前後)だと、コアなファンは入会しますが、「プチファン」には、敷居が高い。
私は、著名人のファンクラブというものに、一切入ったことがありませんでしたが、コロナ禍初期の「自宅待機期間中」にあるアーティストのツイキャスを聞いたことをきっかけに、人生で初めて、ファンクラブに入りました。
コロナ禍でファンクラブ限定ライブは開催されていないので、入会特典は、新着情報とブログ、郵送で送られてくる会報とサイン入りのバースデーカード程度ですが、「年間5000円程度なら経済的な支障はないし、アーティスト応援支援金みたいなものだ」と私は思っています。
しかし、「もっと会費に見合った特典が欲しい」と思っているファンにとっては、今の時代、インスタなどでファンの近況が容易に、しかも無料で入手できるので、「コスパが悪い」と感じるかもしれません。
したがって、中居さんが立ち上げたファンクラブは、「アンチを排除し、中居さんのことがなんとなく好きという層まで」に情報発信することを狙いとしたら、「月額100円」(2年目以降は年1200円だし)は、敷居が低く「損した」という感覚はないでしょう。
つまりこのファンクラブの仕組みは、人気タレントの新しいファンクラブのあり方なのかもしれません。
それにしても、Twitterなどでチェックすると、現時点でファンクラブに入会した人は5万人ほどいるそうです。
仮に、会員が10万人に達すると、2022年度のファンクラブ収入は、2200円(入会金+年会費)×10万人→2億2千万円。
中居さんの個人事務所(株式会社のんびりなかい)の運営費、人件費がファンクラブ収入だけで、十分にまかなえそうです。
私は、20年ぐらい前に、東京の表参道で中居さんを一度だけ見かけたことがありますが、目立たないようにキャップを目深に被っていても、芸能人オーラがでていたのが印象的です。
顔が知られた著名人は、苦労も多いと思いますが、ビジネス的には、「基本的になにもしないファンクラブ」で億単位の収入があるのは、うらやましい限りです。
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