2022年2月25日付けの毎日新聞が、
「21年の死者数145万人 2年ぶり増、戦後最多 出生数は最少更新」
という見出しの記事を報じていました。
記事によれば、
◆厚生労働省は2月25日、人口動態統計の速報値を公表した
◆2021年の死者数は145万2289人で、前年比で6万7745人増えた
◆死者数が増えるのは2年ぶりで、戦後最多となった
◆出生数は84万2897人で1899年の統計開始以降最少となった
◆2020年には、新型コロナに対する警戒や感染防止対策で11年ぶりに減少
◆2021年は前年の反動から過去10年で最も増え幅が大きかった
◆1~9月の累計で前年同期より死者数が最も増えた死因は老衰で、1万5035人の増加
◆新型コロナの死者数は前年同期より1万4563人増えた
◆死者数から出生数を引いた「自然減」は60万9392人で、減少幅は過去最大だった
◆婚姻数は51万4242件で、前年比で2万3341件減少し、戦後最少
◆離婚件数は18万7854件で、前年比8787件減った
ということだそうです。
「自然減」、つまり、「出生数-死者数」は、日本の課題です。
私は「出生数の増加」に貢献していないので、肩身が狭いですが、妊娠可能世代の人口が今後、どんどん減少していくので、婚姻数の増加と出生率向上を急激に上昇させない限り、自然減が止まることはありません。
月並みですが、収入が安定しないと、結婚は、そもそもできません。
今の日本は、正社員は減り続け、派遣社員や契約社員がほとんどで、有期雇用が多く、将来の収入の保証がないのですから、相当の楽天家や家計予測ができない人でなければ、「家庭を持つ」という選択をするわけがありません。
実際、私のまわりで、医師や大企業に勤務する友人は、子どもがたくさんいる家庭が多いので、家計に余裕があれば、出生率は、自然と上昇するはずです。
少子化対策は、私が40年以上前の中学生の頃からずっと言われてきたことでしたが、選挙の票に結びつかないせいか、政策の本気度、優先度は低いままだここまで来てしまった気がします。
ちなみに、内閣府の予測によれば、日本の総人口は、2030年に1億1,662万人、2060年には8,674万人になるそうです。
年齢的に私が結果を見届けられるのは、2050年ぐらいまでだと思いますが、その頃の人口は1億人を割って、しかも、高齢者ばかりになっているのでしょう。
それから、記事では、「新型コロナによる死者数」と「最も増えた死因は老衰」と言う点に目が行きがちですが、「死者数が前年比で6万7745人増えた」という点にも注目です。
この約6.8万人は、東日本大震災の死者数(約1.8万人)の4倍、長崎の原爆の死者数(約7万人)と同等レベルです。
なぜ、2021年に、死者数が急増したのか?!真の原因は、なんなのかが、個人的には知りたいです。
私は、もしかしたら、国民の約8割が2回以上経験して4回目の計画も出された「あれ」(私は3回経験)が、死者数を増やしている気がしてなりません。
国が主導していることなので、「あれ」が原因による死者数というデータは、正式には公表されることはないと思いますので、どこかの民間団体が調査して死者数急増の真実を解明して欲しいと思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ795号より)
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