2022年2月17日に開催された北京冬季五輪スピードスケート女子1000mで、髙木美帆選手が、見事、金メダルを獲得しました。
髙木選手の結果を整理すると、
・日本人選手の冬季五輪史上一大会最多となる4個のメダルを獲得
・通算獲得メダル数は7個で、夏冬五輪併せて6位タイ(日本人選手)
・通算7個のメダル獲得は、女子最多(日本人女子)
・北京五輪では、13日間で5種目に出場
・3000メートル6位、1500メートル銀、500メートル銀、団体追い抜き銀
・5種目全7レースに出場
でした。
個人的に印象に残る記者会見での言葉は、
・3000メートルをを考えた時に上位との差はあると感じているので、オールラウンダーになれたかというと、まだそこまで
・(今後については)私の中で決めることではなくて、わき上がってくるもの
という言葉です。
髙木選手は、中学生だった2010年バンクーバー五輪で初代表に選ばれましたが、4年後のソチ五輪では代表落ちを経験しました。
中長距離種目で結果を残していたので、周囲からは、「種目を絞った方がいい」と進言されることもしばしばあったそうです。
しかし、髙木選手は、「全ての種目に取り組むことで、強く速くなれる」との信念があったそうです。
髙木選手に直接聞いたわけではありませんが、おそらく、この考えは、冬季五輪史上女性初のメダリストとなった元祖オールラウンダーの橋本聖子氏の教えに影響を受けているように思います。
余談ですが、「全ての種目に取り組むことで強くなる」・・・私の趣味であるマラソンでもこの考えがあります。
例えば、元100キロウルトラマラソン世界記録保持者の砂田貴裕氏は、100キロに取り組むことで、フルマラソンも速くなるといいます。
それから、2月17日に行われ種目で感慨深いのは、ノルディック複合団体で、日本が7大会ぶりのメダルを獲得したことです。
NHKのオリンピック解説は、7大会前のリレハンメル五輪ノルディック複合団体金メダリストの阿部雅司さん。
阿部さんは、ノルディック複合の面白さが応援してくれた人に伝わった嬉しい、と解説でおっしゃっていましたが、LH複合個人と団体は、十分に伝わるレースと解説でした。
北京五輪は、残りわずか。
すべての選手の皆さまにお疲れ様、そして、感動をありがとう、といいたいです。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ790号より)
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