2022年2月6日に開催された北京冬季五輪のノルディックスキー・ジャンプ男子ノーマルヒルで、小林陵侑選手が、見事に、金メダルを獲得しました。

 

ジャンプ男子の個人種目で、日本人の金メダリストは、

・札幌冬季五輪(1972年2月6日)70m級 笠谷幸生選手

・長野冬季五輪(1998年2月15日)ラージヒル 船木和喜選手

・北京冬季五輪(2022年2月6日)ノーマルヒル 小林陵侑選手

と今回の小林選手で3人目となりました。

 

ちなみに、五輪におけるジャンプ男子の個人メダリストは、上記以外に、

・札幌冬季五輪(1972年2月6日)70m級 金野昭次選手(銀メダル)

・札幌冬季五輪(1972年2月6日)70m級 青地清二選手(銅メダル)

・レークプラシッド冬季五輪(1980年2月17日)70m級 八木弘和選手(銀メダル)

・長野冬季五輪(1998年2月11日)ノーマルヒル 船木和喜選手(銀メダル)

・長野冬季五輪(1998年2月15日)ラージヒル 原田雅彦喜選手(銅メダル)

・ソチ冬季五輪(2014年2月15日)ラージヒル 葛西紀明選手(銀メダル)

の6人です。

 

したがって、

・五輪におけるジャンプ男子の個人種目のメダリストは、8人(9個)

・金メダルは、地元開催2個、海外1個(アジア開催3個)

・複数メダリストは、船木選手ただひとり

・表彰台独占は、札幌五輪のみ

・ノーマルヒルの金メダル(笠谷→小林)は、ジャスト50年ぶり

・ジャンプ男子の金メダル(船木→小林)は、24年ぶり

となります。

 

個人的には、これらのメダルをリアルタイムで記憶があるのは、当時小学校6年生だった時のレークプラシッド五輪銀メダリストの八木選手以降です。

札幌五輪の時は、3歳11ヶ月だったので、リアルタイムでの記憶はありません。

 

ちなみに、1994年のリレハンメル冬季五輪のスキー・ノルディック複合団体の金メダリストの阿部雅司さん(北海道小平町出身)は、札幌五輪当時6歳6ヶ月なので、「僕は、笠谷さんが金メダルを獲得した“日の丸飛行隊”はリアルタイムで記憶がないのですが、阿部さんは覚えてますか?」とお聞きしたら、「小学校入学前だったから、覚えてないんだよ。僕にとって笠谷さんは伝説の選手」とおっしゃっていました。

 

リアルタイムで一番古い五輪の記憶は、1976年(2月4~15日)のインスブルック冬季五輪(私は当時、小学校2年生)で、男女フィギュアスケート(男子:佐野稔選手(9位)、松村充選手(11位)、渡部絵美選手(13位))です。

その半年後に開催されたモントリオール夏季五輪(1976年7月17日~8月1日)は、私は小学校3年生だったせいか、リアルタイムで、体操女子で10点満点連発のコマネチ選手、体操男子団体の金メダル、バレーボール女子の金メダル、レスリングの高田裕司選手の金メダルシーンは、ばっちり記憶があります。

(※柔道無差別級金メダルの上村春樹選手は残念なことにリアルな記憶がなく、その後の記録映像での記憶です)

 

つまり、子どもが五輪中継を見て、「こんな選手になりたい」としっかりとした認識で憧れを持つのは、早くても小学生以降なのかもしれません。

 

それにしても、あらためて、冬季五輪の日本人メダリストの歴史を振り返ると、

・1956年 コルティナダンペッツォ五輪(銀メダル1)

・1972年 札幌五輪(金、銀、銅メダル各1)

・1980年 レークプラシッド五輪(銀メダル1)

・1984年 サラエボ五輪(銀メダル1)

・1988年 カルガリー五輪(銅メダル1)

・1992年 アルベールビル五輪(金メダル1、銀メダル2、銅メダル4)

・1994年 リレハンメル五輪(金メダル1、銀メダル2、銅メダル2)

・1998年 長野五輪(金メダル5、銀メダル1、銅メダル4)

・2002年 ソルトレークシティー五輪(銀メダル1、銅メダル1)

・2006年 トリノ五輪(金メダル1)

・2010年 バンクーバー五輪(銀メダル3、銅メダル2)

・2014年 ソチ五輪(金メダル1、銀メダル4、銅メダル3)

・2018年 平昌五輪(金メダル4、銀メダル5、銅メダル4)

なので、日本が、冬季五輪で複数のメダルが獲得できるようになったのは、札幌を除けば、1992年のアルベールビル以降です。

スノーボード、ジャンプ女子など種目数が増えたことも要因ですが、日本人選手が活躍する姿を子どもが見て、「私もやりたい」という人が増え、そして、競技力の底上げにつながったとも言えるでしょう。

 

今回の北京五輪は、オール人工雪使用の五輪と言われ、屋外競技は条件が厳しいようですが、大きな怪我なく、残りの日程も私たちに感動を与えてくれることを期待したいです。

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