2022年1月30日付けの東京スポーツが、

「カズレーザーが高収入の女性ライバーの〝魅力〟を全否定「日本が金余り状態なだけ」」

という見出しの記事を報じていました。

 

記事によれば、

◆カズレーザーが1月30日放送の読売テレビ「働くポジさん」に出演した

◆ネットを通じてライブ配信を行う「ライバー」の収入源について持論を展開した

◆番組では「17LIVE」でトップクラスの人気を誇る、女性ライバー・千紗都を特集した

◆1日2時間程度の配信で最高月収は1500万円超

◆〝ギフト〟が、集まる理由について「私が魅力的だからじゃないですか?」と豪語した

◆カズレーザーは「今、日本が金余り状態なんで投げられてるだけ」と分析した

とのことです。

 

確かに、カズレーザー氏が分析するように「投げ銭」(ギフト)文化は、日本独特かもしれません。

「見栄を張る」という意識は、人間の本質で、万国共通かもしれませんが、日本の場合は、神社やお寺への「お布施」についても「メンツ」や「相場」を気にして額を決めます。

昭和から平成になる頃に、大型の温泉旅館である歌謡ショーを見たことがありましたが、年配のおばちゃんが、お気に入りの歌手に「御捻り(おひねり)」、つまり、投げ銭を(酔っ払った勢いで)競うようにしていたのが印象的でした。

 

ライブ配信は、日本人特有の「見栄張り」が刺激される仕組みだと思います。

接客を伴う飲食店・・・つまり、クラブやキャバクラは、シャンパンやボトルを入れれば、使った(貢いだ)金額がまわりの客にアピールできますし、まわりもある程度察しますが、正確な「使った額」はわかりません。

しかし、ライブ配信では、「誰がどれだけ投げ銭をしたか」が丸見えなので、推しのライバーに「○○さんがこれだけ投げたんなら、俺ももう少し投げておくか」という心理が働きます。

だから、人気ライバーになればなるほど、「ビッグギフター」と呼ばれる大口のリスナーが「推す」ようになるので、「ビッグギフター同士の投げ銭祭り」になるのです。

したがって、「最高月収1500万円」というのは、本人の魅力があることには間違いないですが、「ビッグギフター同士の見栄の張り合い」要素が、本人の魅力以上の成果を出す結果になっているだけでしょう。

また、小口のリスナーは、まさにカズレーザー氏が分析するとおりで、コロナ禍で、旅行や飲食などに消費されていたお金の行き場がなく「金あまり」なので、それが「投げ銭」になっているだけでしょう。

 

ライバーの千紗都さんですが、私も緊急事態宣言で身動きが取れなかった頃は、配信をフォローしていました。

しかし、社会が動き出すと、時間的な余暇は別のことに向けられるので、自然と配信アプリの利用時間は減っていきました。

 

ちなみに、ビッグギフターは、月に金額にして、何億円も「投げ銭」をするのですが、一体、どういう人たちなのでしょう。

なかには、「リアル金持ち」もいると思いますが、巷の噂では、「ライバーのマネジメント会社」等を経営していて、「投げ銭」は経費扱いになる人もいるようです。

つまり、所属ライバーに投げ銭で投資して、別のビッグギフターを始め、リスナーを大量に呼び込み、投げ銭させて、ライバーの管理料を売上として得るという「マッチポンプシステム」のようです。

 

それにしても、カズレーザー氏は、忖度無しでズバズバ本質を突いたコメントができるから、報道番組のコメンテイターなど番組に呼ばれるんでしょうね。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ788号より)
 

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