2022年1月28日に、第94回選抜高等学校野球大会の出場校が決まりました。
この出場校決定にあたって、東海地区準優勝の聖隷クリストファー(静岡県2位)が補欠校にまわり、東海地区大会を制した日大三島(静岡県1位)に敗れベスト4だった大垣日大高校が選ばれたことが物議をかもしています。
日本高校野球連盟が決定した事実が変わるわけではなく、また、下馬評を覆して出場校となった大垣日大には、頑張って欲しいですが、備忘録代わりに、この騒動を振り返っておきたいと思います。
まず、「高校野球」の世界では、「夏の甲子園」、「春の甲子園」と言われるように、毎年8月に開催される全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)と今回話題のセンバツ(春の甲子園)が格式のある全国大会です。
しかし、センバツは、高野連の選考基準が示すように、
・各都道府県高校野球連盟から推薦された候補校の中から地域的な面も加味して選出する
・夏の甲子園終了~11月30日までの試合成績を勘案するが、試合内容などを参考とする
・本大会はあくまで予選をもたない。秋の地区大会は一つの参考資料で、予選ではない
と「夏の甲子園」とは違って、「大会結果で自動的に出場校が決まるものではない」ことが明確です。
しかし、慣例的には、
・28校を一般選考枠として各地区に配分
・配分は、北海道1、東北2、関東・東京6、東海2、北信越2、近畿6、中国・四国5、九州4
・1校が神宮大会枠、3校が21世紀枠
となっています。
つまり、秋の地区大会の結果が、北海道、東京は優勝チーム、東北、東海、北信越、中国、四国の決勝進出チーム、関東、近畿、九州はベスト4がほぼ確定で、関東のベスト8と東京の準優勝の比較で1校、近畿のベスト8チームの比較で2校、中国のベスト4と四国のベスト4の比較で1校が選ばれる仕組みです。
マスメディアが「波乱の決定」とかき立てる場合は、この「比較からの1校」で、複数代表が選ばれる各地区の決勝進出チームが「センバツに選ばれないわけがない」というのは、高校野球ファンの半ば常識でした。
ちなみに、東海地区の秋の大会で決勝進出校がセンバツされなかったのは、「44年ぶり」とメデォアでは報道されていますが、この時は、優勝した中京が辞退し、準決勝で準優勝した浜松商に敗退(3-5)した苅谷が選ばれています。
つまり、事実上、決勝進出チームが選抜されなかったことは「異例中の異例」といえるでしょう。
それと、話題になっているのは、大垣日大の選抜理由です。
東海地区の鬼嶋一司委員長は、
・意見は賛否両論あり、拮抗していた
・簡潔に言えば投打に大垣日大が勝った
・特に投手力で差があった。春の選抜大会では失点の多いチームは厳しい
と語りました。
しかし、準決勝までの3試合を戦った聖隷クリストファーの失点は15に対し、大垣日大は14と結果から見れば、「投手力の差」が大きくあるとは言えません。
巷では、大垣日大の現在77歳の阪口慶三監督と孫(高橋選手)の「「祖父孫鷹」出場を高野連はさせたかった説」や静岡は東海地区といっても、いわゆる東海三県ではないので、「静岡2校出場阻止説」などが飛び交っています。
なんだかもやもやする結果ですが、大垣日大は、選考委員会の決定に恥じぬ結果を残して欲しいし、聖隷クリストファーは、夏の甲子園に向けて頑張って欲しいです。
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