2021年12月16日付のデイリースポーツが、

「「優勝旗」不明の富士通 常務が謝罪 2m大旗どこへ?「廃棄してしまった可能性も」」

という見出しの記事を報じていました。

 

記事によれば、(※筆者が記事を一部編集)

◆富士通が、ニューイヤー駅伝の優勝旗が所在不明となったことを発表した

◆富士通は、2021年元旦の第65回大会で、12年ぶり3回目の優勝をした

◆富士通は、12月16日に、日本実業団陸上連合への謝罪し、経緯説明を行った

◆実業団連合は、富士通に歴代優勝チーム等に、誠意をもって謝罪してほしいと要請した

◆優勝旗の弁償については、「日本実業団陸上連合」と調整中

◆2022年大会に向け、11月に優勝旗の返還準備を始めたところ、所在不明が発覚した

◆6月以降に本社事務所のフロア移動をしている

◆移動に伴い保管場所を複数回にわたり変更していた

◆紛失、誤廃棄、盗難等の可能性も含めて捜索、調査したが、発見に至っていない

ということだそうです。

 

記事と謝罪会見の様子から想像すると、おそらく、保管場所を複数回変更する中で、優勝旗は、誤って廃棄されてしまったのでしょう。

陸上ファンとしては、富士通の倉庫から、優勝旗が見つかって欲しいです。

しかし、仮に優勝旗が見つかったとしても、富士通の世間の信頼感は失墜したでしょう。

ニューイヤー駅伝といえば、元旦の伝統的な風物詩で、陸上ファンはもちろん、一般的にも多くの人が注目しているスポーツイベントです。

 

また、実業団の長距離陸上選手の多くの「憧れの大会」、この大会のために黙々とトレーニングを積んでいるのです。

高校野球でいえば、まさに甲子園大会。

優勝旗には、歴代の優勝チームの涙と汗と思いがしみこんでいます。

そんな伝統のある大会の優勝旗が、富士通社内で、

「ずさんな保管管理で、粗末な扱いを受けていた」

という事実が、ショックなのです。

なんだか、富士通の陸上部が「単なる企業宣伝」のように捉えられ、社内で敬意を持った扱いを受けていない現実を知った感じを多くの国民が持ったことでしょう。

 

私は、学生時代に取り組んでいたスポーツで、優勝旗を手にしたことがありますが、優勝旗に付けられた歴代の優勝チームの名前を見ると、歴史と重みを感じ、「1年間お預かりする」という自覚が芽生えたものです。

確か、大学の校舎入口に飾ってもらった記憶があります。

富士通では、優勝旗を出して、展示するようなことは無かったのでしょうか。

もし、そうだとしたら、「ニューイヤー駅伝とアスリートに対する敬意」がなさ過ぎる行為です。

 

ただ、無くなってしまったものは、どうしようもありませんが、富士通では、

「なぜ所在不明となったのか」について、考えられる原因を洗い出して、世間に公表し、しっかりと再発防止を図って欲しいです。

 

話題は逸れますが、「優勝旗の紛失」といえば、私の中では、水島新司さんの野球漫画「ドカベン」を思い出します。

ドカベンでは、明訓高校の甲子園出場辞退を目論むライバル校の幹部の仕業で、一時的に記憶喪失になっていた山田太郎が、優勝旗を無事に持ち帰ります。

今回の「富士通優勝旗紛失騒動」の結末に注視したいです。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ781号より)

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