組織の仕事の仕組み(マネジメントシステム)が国際規格に適合し、有効に機能しているかを第三者が審査し、世間に公表するISOマネジメントシステム認証制度がある。

 

このISOマネジメントシステムについて、最近、個人的に気になっている点を備忘録代わりに、何回かに分けて少しまとめておきたい。

 

今回のテーマは、「組織から提示された手順や記録、活動を追認するだけの審査」について。

 

コロナ禍以降、業界の仲間と直に意見交換する機会が減りました。

以前は、所属団体の会議、保有資格の力量向上のための勉強会、所属学会の発表会、気心の知れた仲間との飲み会等における情報交換会・・・などが定期的にありました。

しかし、「飲み会」はもちろん開催できませんし、会議、勉強会、発表会や講演会などは、ほぼ全ての場が「オンライン」となってしまいました。

 

単なる情報共有や一方的に聞いていればよい勉強会などは、オンラインでも、慣れてきたせいもあり、ほとんど支障がないな、と思います。

しかし、リアルな講演会であれば、講師に名刺交換を求め、その後のつながりができたり、リアルな会議であれば、休憩時間にロビー活動をして、交流を深め、要は「根回し」ができたりして、参加者の本音がわかったりするのですが、オンラインだとなかなかそうはいきません。

 

先日、1年近くぶりに、「情報交換をしましょう」ということで、業界仲間と食事会をしました。

その時に、話題になったのが、マネジメントシステム審査における

「組織から提示された手順や記録、活動を追認するだけの審査」

です。

本来、マネジメントシステム認証の価値は、その組織のマネジメントシステムを認証することで、「認証組織の顧客に対する信頼性向上が図れること」と、「認証審査におけるインタビューや意見交換により、気づきが生まれ、組織のマネジメントシステムの新たな価値創造に繋げること」だと思います。

(後編に続く)

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ763号より)
 

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