TBS系の日曜朝の情報番組「サンデーモーニング」の名物コーナー「週刊ご意見番(スポーツ)」のコーナーを担当している野球評論家の張本勲氏が、2021年11月28日の放送で、自ら年内いっぱいで降板することを発表した。
私は、この場面をリアルタイムで、視聴していましたが、スポーツコーナーの最後で、司会の関口宏さんが「最後に張本さんから、テレビをご覧のみなさまにちょっとお話が」と張本さんに話を振り、張本さんは、
◆わたしの都合で、シニア人生ゆっくり過ごしたいんですよ
◆従って、この番組のレギュラーを今年いっぱいで卒業します
◆来年は節目で出てきますから、また番組でお会いできると思います
と視聴者に向けて説明しました。
張本さんの「異変」は、この数ヶ月、ありました。
例えば、「あっぱれ」も「喝」も滅多に言わなくなりました。
あるとき、関口さんが、「どうですか?」と振ると「あっぱれや喝は自分で決めるので素人は口出さないでくれ」みたいなやり取りがありました。
そんなやり取りもあったから「意固地になって、喝やあっぱれを言わなくなったのかな?」と思った時期もありました。
しかし、最近は、昔なら、真っ先に「喝」を入れていたようなプレーに対しても「選手は一生懸命やっているんだから」というようになりました。
また、確か、11月7日の放送だったと思いますが、張本さんが、地方での野球教室を理由に、番組を休み、上原浩治さんと、リモートで、ドラゴンズの二軍監督に決まった片岡篤史さんが出演されました。
私の知る限り、今までの張本さんなら、地方での仕事と重なっても、必ず現地からリモート出演されていました。
この時、私は、「張本さんに厳しい上原さんと一緒にやりたくなかったんだろうな」、「張本さんは、近い時期に番組を降りるんだろうな」と思いました。
以前は、野球はもちろん、日本のスポーツを愛する気持ちが強く、「あっぱれ」や「喝」は、よいプレーを褒め、悪いプレーは、決してこき下ろしているのではなく、「反省して、次は頑張れ」という張本さんなりの熱いメッセージでした。
しかし、最近では、ネットニュースやSNSが発達したこともあり、番組終了後は、
・いつまで出演しているんだ、老害だ
・張本さんの打撃理論は古い
・スポーツに対する見方が偏っている
・一方的で極端な主張過ぎる
・・・
といった声がネット上にあふれるようになりました。
つまり、さすがの張本さんも、「俺の伝え方では、今の人には、真意が伝わらないんだな」と悟ったのと、「残りの人生は、ストレスなく生きていきたい」と考えたのではないかと思います。
張本さんは、メジャーリーグ話題は「興味がない」、メジャーリーグで活躍していない日本人選手がいると「早く日本に帰ってきてよ」とよくおっしゃっていました。
この発言を「偏っている」と批判的に捉える声が殆どでしたが、私は、「張本さんのプロ野球愛が強いだけで、わざと煽っているだけだ」と気にしませんでした。
実際、大谷翔平選手の話題の時は、熱く語っていましたんで、メジャーリーグの野球に興味がなく嫌いなわけではないでしょう。
それにしても、大沢親分とも掛け合いがおもしろかったこのコーナーですが、大沢親分が体調不良で出演しなくなってから、約12年間、張本さんは、週替わりの助っ人(ゲスト)とともに、たくさんの話題を振りまいて、盛り上げてくれ、お疲れ様でした、の思いです。
ちなみに、張本さんの後任ですが、個人的には、落合博満元中日ドラゴンズ監督か、日本テレビのGoing!を年内で卒業すると発表した元巨人軍の江川卓さんに担当してもらいたいです。
果たして、関口さんは、誰を選ぶのだろう??と思います。
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