2021年11月22日付けの産経新聞が、
「「忘年会なし」企業7割 制限撤廃も外食苦境」
という見出し記事を報じていました。
記事によれば、
◆新型コロナ下の行動制限緩和策が、各都道府県の手続きを経て11月中に実施される
◆緊急事態宣言下でも条件付きで店利用の人数制限がなくなる
◆外食業界からは歓迎の声が上がるが、居酒屋業態は10月以降も客足の回復は鈍い
◆忘年会や新年会を開催しない企業が7割超に上るとの調査結果がある
◆政府は経済対策として、「GoToトラベル」や外食支援のイート事業を再開する方針
◆第三者認証を受けた飲食店は、会食人数の上限がなくなり、イベントも人数制限が撤廃
◆居酒屋やパブは2020年度に、店舗数が約2割減少した
ということだそうです。
要は、
・10月の緊急事態宣言明け後、レストラン業態は、11月上旬に例年の9割程度に回復
・居酒屋業態は、6~7割程度までしか回復していない
・忘年会、新年会を実施しない企業は、約7割
・第三者認証を受けた飲食店は、会食人数の上限がなくなる
・GoToトラベルやGoToイートが再開される
という流れのようです。
ひと言で言えば、コロナをきっかけとして、時代が変わったのでしょう。
会社行事としての忘年会は、そもそも、半分ぐらいの人は「面倒くさい」と思う世の中です。
また、仮に開催しても、コロナ感染者が出れば、隔離生活が始まり、業務に影響が出ることは必至です。
私自身のこの年末も、毎年恒例の古い友人との飲み会は、数件予定がありますが、いずれも少人数。
昔のように、職場単位の飲み会や15~20人程度の中規模の私的な飲み会の開催は稀でしょう。
したがって、居酒屋需要が、元に戻る要素はありません。
しかし、10月以降は、急激に人が動き出したし、閑古鳥が鳴いていたレストランも時間帯によっては、並ぶようになってきました。
けれども、アルコール自体を摂取する人が減っていると思います。
私は、チェーン店以外の地場の居酒屋メニューは好きなので、「お店は、利益率の高いお酒やお通し代で稼ぎたいだろうから、お酒を注文しなかったら、申し訳ないよな」という気持ちで、ワンドリンク(アルコール)だけ注文している感じです。
いうのは簡単ですが、居酒屋チェーンは、現在の業態から、変更しないと厳しいだろうな、と思います。
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