先日、富士山の麓の町に出張しました。
以前、この町にある会社に何年か仕事で通っていたことがあり、仕事では久々の訪問です。
それにしても、「富士山」が、天気がよければ、毎日見られる環境というのは、いいものですね。
富士山の麓が生まれ故郷ではないのですが、美しい稜線を眺めているだけで、心が癒やされます。
出張期間中に、ちょうど、雨が降り、翌朝、ホテルの窓から富士山を見ると、絵に描いたような富士山が眼前に広がっていました。
「癒やし」、「落ち着く」といえば、先日、コンビニのファミリーマートが、「お母さん食堂」というプライベートブランドを廃止し、新ブランド「ファミマル」を発表しました。
ご存知の方も多い話題ですが、新ブランド誕生の背景には、「お母さん食堂」というネーミングが、「“料理を作るのはお母さん”といった、性別役割分担意識を固定化し、助長しかねない」といった意見に配慮したことは間違いないでしょう。
この「お母さん食堂」のCMに起用されていた「お母さん」は、香取慎吾さん。
かつてブームを起こした「慎吾ママ」を彷彿させる内容で、決して、「性別役割分担意識」を助長させるものではなく、「温かい」、「心安らぐ」、「安心感」といったことをイメージさせる素敵なブランド名だったと個人的には思います。
ジェンダーフリーの今の時代、「○○のくせに」、「○○がやるべき」といった言い方や考え方は、確かに問題があります。
しかし、「決めつける」のはよくないことですが、性的な身体的特徴から「男らしさ」、「女らしさ」は必ずあり、例えば、男性なら、いかつい、筋骨隆々、たくましい、力強い・・・、女性なら、柔らかい、かわいらしい・・・といったイメージが湧くのは当然で、それを商品ブランドにすることが「差別を助長する」とは、大多数の人にとって「そうは思わない」と感じるでしょう。
しかし、ファミリーマートのような大企業の経営としては、仮に、批判の声が1割未満だったとしても、「アウト」なんでしょうね。
全国展開するような商品は、「ビジネス」として考える場合、幅広い購買層、生産効率、ジェンダー問題、コンプライアンスなど、多方面での配慮が必要で、結果として商品は、「汎用性」、「平均的」、「中性的」なものになってしまうのでしょうね。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ773号より)
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