2021年9月15日付けの琉球新報が、
「沖縄発祥の「SPAMむすび」全国で人気 ファミマの月間売り上げ1位に!」
という見出しの記事を掲載していました。
記事によれば(※筆者が、一部編集)
◆ファミマは、沖縄ファミマの商品を参考に「スパムむすびツナマヨネーズ」を開発
◆2020年に関東地方などで限定販売したところ好評だった
◆創立40周年事業の一環として8月3日から全国展開した
◆価格は「税込み248円」で、全国ファミマの8月の売上が1位に輝いた
◆発売から1カ月の累計販売数は400万個を突破した
◆女性客の購入比率が約40%で、他のおむすびに比べて約2%高い
・・・
ということだそうです。
ちなみに、「ポーク玉子おむすび」は、沖縄ファミリーマートが、2000年に宮古島に進出した際に、島内限定商品として発売したのが始まりです。
好評だったことを受け、その後、2007年に沖縄県全域で販売し、主力製品になったそうです。
2020年に首都圏のファミマで、ポーク玉子を見かけたときは、「ついに、沖縄以外でも販売されたんだ」と思いましたが、この記事によると、限定販売だったんですね。
私が、「沖縄の定食屋さん」で、はじめて「ポーク玉子」なる定食を食べたのは、2000年です。
いまでこそ、ポークランチョンミートは、ホーメル社のスパムやチューリップ社のポークが全国のスーパーで容易に手に入りますが、首都圏はもちろん、たいていのスーパーでふつうにポークが置いてあるようになったのは、ここ10年ぐらいではないでしょうか。
少し話が逸れますが、1990年以前に食べた「ゴーヤチャンプル」は、めちゃめちゃ苦かったイメージがあります。
しかし、沖縄で仕事をしていた2000年代に沖縄の定食屋さんで食べたゴーヤチャンプルのおいしいこと。
感覚的で恐縮ですが、確実に、昔食べたゴーヤより、苦みが減っていると思います。
つまり、ゴーヤが、本土のスーパーでふつうに手に入るようになり、ポークランチョンミートを使用して、ゴーヤチャンプルを作る機会が今の時代は増えたので、ファミマで「スパムむすびツナマヨネーズ」を全国展開しても「なんだこれ?」とはならずに、発売直後から売れたのだと思います。
当たり前ですが、「珍しい物好き」、「新しい物好き」の人もいますが、大多数は、消費行動において保守的です。
つまり「知らないもの」、「見たことがないもの」には、棚に商品が陳列されていても、関心がなく、視覚的には見えていても、意識的に目に入ることはありません。
ファミマでの「スパムむすびツナマヨネーズ」の成功は、「ポークランチョンミートが沖縄以外の地域でも一般的な食材になっていたこと」が成功要因のひとつだと思います。
個人的には、「東北地方の名産いぶりがっこ」を使った「おむすび」。
特にクリームチーズといぶりがっこの組み合わせは絶妙なので、どこかのコンビニで全国展開されないかなぁ、と期待しています。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ768号より)
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