2021年10月9日付けの「IT media News」が、アメリカFacebookが、10月9日未明(日本時間)に、FacebookとInstagramの「一部のユーザーがアクセスしにくくなっていることを確認した」とツイートしたことを報じていました。

 

報道によれば、

◆Instagramの公式アカウントは、午前6時ごろ、問題は解決したとツイートした

◆WhatsAppとFacebook Messengerでも同時期の障害報告が急増していた

◆Facebookの各サービスは5日にも約6時間にわたって停止した

◆Facebookは、その障害の原因と対策を詳解したばかり

◆Facebookは、今回の問題も「コンフィグの変更」によるもの

◆前回の大規模障害(10月5日)とは無関係だと語った

ということだそうです。

 

InstagramとFacebookの一部のユーザーで、実質的に通信できない(サービスを利用できない)時間は、約2時間だったそうですが、いまは、「年代」や「地域」によっては、InstagramのDMやFacebookのmessengerが、主たる連絡手段となっているので、影響を受けた人も多いと思います。

 

当たり前ですが、日常の通信手段は、電話による通話、PCメール、スマホメール、LINEが主体の人にとっては「SNSのシステム障害が2時間発生した程度で、何も困ることはない」です。

例を挙げれば、みずほフィナンシャルグループの大規模システム障害が発生しても、口座がない人にとっては、あまり感心が湧かないのと一緒です。

つまり、インスタやFacebookを利用しない人にとっては、報道を知っても「ふ~ん」と無関心な情報でしょう。

 

ただ、現実的に、プライベートの知人、友人の多くは、昔からの友人を除き、連絡手段は、SNSが主体(そもそも、電話番号やメールアドレス、LINEは交換しない)ですし、仕事関係も名刺交換はしても、住所と固定電話の番号しか載せていない人もいます。

したがって、簡単な連絡は、インスタやFacebookを検索して、DM経由で連絡することが、この10年の間に「日常」となってきました。

月並みですが、プライベート、仕事を問わず、「連絡が取れない/できないときの影響」を考慮し、リスク回避のためには、複数の連絡手段を確保しておくことが必要なんでしょうね。

 

話はがらっと変わりますが「通信手段」といえば、「taspo(タスポ)」が2026年3月でサービスを終了するそうです。

廃止理由は、タスポの使用されている通信システムのサービス(3G)が終了するためだそうです。

素人的には、「自動販売機の設定を4Gや5G対応に変更すればいいのでは?」と考えますが、コスト的に難しいのでしょう。

ちなみに、JTによれば、2020年末時点で「たばこ自動販売機」の台数は12.3万台で、約20年前の60万台から考えると激減です。

私は、喫煙しないですが、喫煙者の知人で、タスポ自体を所持している人は少なく、基本的には、コンビニで購入しています。

2008年3月から導入されたタスポは、「町のたばこ屋さん」にとって単に振り回されただけの仕組みだったと言わざるを得ないのかもしれません。
 

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