2021年9月8日(日本時間9日)のパドレス-エンゼルス戦で、パドレスのダルビッシュ有投手が、自身ワーストの7連敗を止め、6回を3安打1失点7奪三振と好投し、6月21日以来、11試合ぶりとなる8勝目(9敗)を挙げました。

 

試合後のインタビューでダルビッシュ投手は、恩師で、現在は、エンゼルス監督のマドン監督からのことばにヒントを見いだしていたそうです。

マドン監督は、2015 – 2019年にカブスの監督をされていますが、その時にダルビッシュ投手を指導していました。

マドン監督からは、

『あなたはフィーリングの人だから、フィーリングの通りに投げればいい』

と言われたそうです。

 

そこで、ダルビッシュ投手は「(自分の)頭が投げたいように投げさせた」そうです。

一般的に投手は、過去のデータ、相手打者の傾向などをインプットし、捕手と打ち合わせしてマウンドに立つ。

しかし、この日は、先入観を消したそうです。

日刊スポーツの報道では、

「最後のリリースポイントですごくいい感覚を覚えているんです。そのリリースポイントを表現できる準備ができるまで、とにかく自分の頭、奥底にある感性というか、とにかくそこに任せる。最後のリリースのタイミングが来たら初めて自分で投げるという感覚です」

とダルビッシュ投手は語ったそうです。

 

一般論ですが、「考えること」はよいことですが、「考えすぎはよくない」といわれています。

その理由は、

1)考えすぎると「些細なことも深刻にとらえてしまいストレスが増える」

2)考えすぎると「せっかくのチャンスを逃す」

3)考えすぎると「失敗を全然活かせない」

だからだそうです。

 

1)は、「自分で答えを出すことができないものを出そうとする」のが考えすぎのメカニズムなので、ネガティブな自動思考に陥りやすいそうです。

2)は、考えすぎることで、先々のことを心配しすぎてすぐに決断を下すことができない。つまり、優柔不断になるのです。

3)は、意外な感じがしますが、各種の実験結果から、「いつまでも考えすぎていては、失敗を恐れて引っ込み思案になったり、失敗して過度に落ち込んだりする」ので、失敗を活かせないのだそうです。

 

人に説明するときや、自分の中でものごとの判断をする際は、「論理的に考えること」が大事と言われます。

しかし、「フィーリングを頼りにとにかくやってみる」ということも時には重要なのです。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ767号より)

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