コロナ禍以前の話ですが、食品会社に勤務する友人と居酒屋で食事していたときに、友人が「今の会社を退職するまで、牡蠣は食べない」と言っていました。

私が、「社内ルールで決まっているの?」と聞くと、「社内規則にはなっていないが自主的にそうしている」そうです。

 

ちなみに、その友人とは、学生時代に牡蠣を食べた記憶があったので、確認したところ「牡蠣は大好物」とのこと。

当たり前かもしれませんが「プロ意識が高いなぁ」と思いました。

 

仕事仲間と審査や監査の仕事を合同でするケースがあり、食事を一緒にすることがありますが、海の幸が豊富な地域に行くと、仕事仲間に「どうします?」と「生ものの注文の可否」を聞きます。

慎重派な方と一緒だと、「刺身は止めておく、焼き物か、揚げ物にしましょう」と言われます。

お聞きすると、以前、別の仕事で、海鮮居酒屋に入り、大将の勧めで新鮮なイカ刺しを注文したそうです。

すると、翌日、尋常じゃない痛みがあり、病院に行くと「アニサキスによる食中毒です」と診断され、緊急入院し、関係者に迷惑を掛けたことがあったそうです。

ご存知のように、アニサキスは、寄生虫(線虫)で、サバやアジ、イワシ、イカを食べると感染するケースが多いです。

 

厚労省のデータによると、食中毒のトップ3は、例年、殆ど一緒で、

・約3割強:アニサキス

・約3割弱:カンピロバクター

・約2割:ノロウイルス

で、全体の約8割を占めるそうです。

弱を占めています。

ちなみに、食中毒は「えん罪」も意外と多いそうです。

その理由のひとつに、「カンピロバクターの潜伏期間」があります。

カンピロバクターは、2~7日なので、例えば、3~4日前に、生肉や火の通りが甘いお肉を食べていれば、実は、食中毒になる直前に利用したお店ではなく、数日前のバーベキューが原因だった、ということもあるようです。

 

それにしても、冒頭の食品会社勤務の友人の話ではないですが、プロ意識が高い人を尊敬します。

私がしていることは、「清潔な身なりを心がける」ぐらいなので、頭が下がります。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ762号より)

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