2021年8月3日に実施された「東京五輪 体操男子種目別鉄棒」で、橋本大輝選手が金メダルを獲得しました。
日本人選手の個人総合との個人種目2冠は、1984年ロサンゼル五輪の具志堅幸司さん以来、37年ぶりだそうです。
メダリストに対する記者会見で、橋本選手は、
「団体で金メダルが一番の気持ちだった」
「そこから切り替えて、個人で2つ金をとれて良かった」
「着地が一番大事だと思っていたので、今大会一番こだわった。(個人、団体含め)18演技すべてをミス無くできたのは良かった」
「精神的にも技術的にもトップじゃないと(五輪の舞台には)立てないと思っている。3年前まで、自分も鉄棒を苦手としていたが、金メダルを取れて成長を感じる」。
(鉄棒の魅力は)「最後まで何があるか分からないところ。1番人の心を動かせると思っている」
などを語ったそうです。
4日朝のニュース番組に、中継で生出演した橋本選手は、キャスターから、「東京五輪はどうでしたか?」と問われ、「金メダルを取ったこともありますが、みなさんの心をもらったことだ」と話していました。
うーん、新体操王者のコメントは、とても19歳とは思えない素晴らしいものです。
よくよく考えれば、芸術やスポーツの意義は、人々の心を揺さぶることなんですよね。
もちろん、誰もが、トップアーティストやトップアスリートになれるわけではありませんが、トップ選手のこれまでの血の滲むような努力の足跡を知り、「俺ももうちょっと頑張ってみるか」と少なからず気持ちが動きます。
8月4日の注目種目は、新種目、スケートボード 女子パークです。
午前中に予選が行われ、日本人3選手(岡本碧優選手、開心那選手、四十住さくら選手)は、1位、3位、4位で揃って、午後の決勝に進みました。
大手メディアは、8月26日で13歳になる、現在12歳の開心那選手の「日本人最年少金メダル更新」と「日本人女子選手初の表彰台独占」に注目が集まっています。
ちなみに、五輪における日本人の表彰台独占は、過去に6回(夏5回、冬1回)あります。
しかし、水泳(1回)、体操種目別(4回)、スキージャンプ(1回)です。
しかし、水泳と体操は、現在の規定では、1ヶ国2名までの出場なので、ルール変更がない限り、表彰台独占のチャンスは、今後ありません。
日本人選手が最初に表彰台を独占したのは、1932年ロサンゼルス五輪の競泳男子100メートル背泳ぎ。(金・清川正二さん、銀・入江稔夫さん、銅・川津憲太郎さん)
清川さんは、1988年ソウル五輪で、56年ぶりに同種目で金メダルを獲得した鈴木大地氏(前スポーツ庁長官)のメダルセレモニーに来られていた(当時75歳)姿が印象的です。
さて、東京五輪も残すところあと5日。
まだまだ、選手のみなさんの活躍と名言を楽しみにしたいと思います。
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