2021年7月23日に「東京五輪2020」が開幕しました。

開幕について、新型コロナ感染者拡大に伴う医療崩壊や国民の生命の危機から「開催の是非」が議論され、開幕前には、開会式の演出に参加していた人の過去の発言や芸風について「差別的だ」と辞任・退任問題に発展し、「開会式の演出」を巡っては、酷評する人も多かった東京五輪ですが、始まってしまえば、多くの国民は、アスリートのパフォーマンスに熱狂する毎日ではないでしょうか。

 

東京五輪については、また、別の機会で触れたいと思いますが、月並みですが、オリンピックの価値は、例えば、

・いろんなスポーツの博覧会である

・人気スポーツ以外の面白さを新たに知る機会である

・アスリートの笑顔、歓喜の表情に心打たれ、「見たい」と思わせる

・人々の気持ちを明るくさせ、やる気になる

・アスリートの活躍の裏側の秘話を知ることで、心に響くものがある

・・・

などだと思います。

 

話題は少し変わりますが、アスリートといえば、運動神経です。

この「運動神経」について、2021年7月16日放送の『チコちゃんに叱られる!』(NHK)で「運動神経がいいってなに?」という疑問がありました。

この放送を見て、答えをご存知の方も多いと思いますが、チコちゃんからの答えは、

「生まれ持った才能よりも繰り返し練習したおかげ」

でした。

解説を担当した日本女子体育大学学長の深代千之先生(東京大学名誉教授)によると、「運動神経」は、

・スポーツ科学的には「自分のイメージ通りに体を動かせること」

・“運動神経”は脳と筋肉をつなぐ神経そのもののことで、神経そのものに個人差はない

・「運動神経がいい人」は、脳の中に適切な神経回路を作れている人のこと

・「運動神経が悪い人」でも成功体験と反復練習を繰り返すことで神経回路が作れる

のだそうです。

 

この深代先生の解説で、「なるほど」と合点がいったのは、

「初めての運動ができる人は、過去に習得した運動の記憶をすぐに応用できる人」

という解説です。

つまり、運動神経は、

・うまい人の動きをまねする

・うまくいった動きは繰り返し続ける

・練習中の自分を客観的に見る

ことで、誰もが向上するということです。

 

ただ、確かに、運動神経の良し悪しは、「才能よりも努力」に負う部分が多いのかもしれません。

私が子どもの親、あるいは、教師など「教育者」であれば、「努力は才能に勝る、頑張れ!」と言い続けるでしょう。

しかし、現実的には、

・脳の中の適切な神経回路がすぐに作れる人

・すぐに過去に習得した運動の記憶を応用できる人

・筋肉の質や柔軟性、体格差などによる運動パフォーマンスの差

があるのは事実だと思います。

 

つまり、「誰でも、努力を重ねることで運動神経を向上させられる」のは、「真理」ですが、「競技者として人と競う場合」は、「後天的な努力だけでは、追い越せない才能の壁がある」と思います。

 

五輪話題に戻しますが、個人的には、私は、メキシコ五輪(夏季)の年に生まれ、ミュンヘン(夏季)、札幌(冬季)は記憶が薄いですが、モントリオール(夏季)、インスブルック(冬季)以降は、テレビ中継されている範囲で、食い入るように見てきました。

おもしろいのは、勝敗が決まった瞬間だけでなく、注目されることで報道される数々の秘話です。

東京五輪は後半戦に入りましたが、アスリートたちの思考やトレーニングから私たち凡人が応用できるものを少しでも学びたいと思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ761号より)
 

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