16歳で東京大学に合格した「韓国出身のカリスさん」がネットで話題になっています。

2021年6月20日にTBS系で放送された「林修の初耳学」で特集され、全国区の知名度になったように感じます。

 

ご存知でない方もいると思うので、カリスさん(本名:韓昌熙)の略歴を記しておきます。

・1993年1月:釜山生まれ

・2008年8月:韓国の大検に合格(高校へは進学せず)

・2009年8月:東京大学理科一類に合格(16歳)

・2011年4月:東京大学理科一類に入学(18歳)

・2015年3月:東京大学工学部電子情報工学科卒業

・2017年3月:東京大学大学院情報理工学系研究科 電子情報学専攻 修士課程修了

・2020年3月:東京大学大学院情報理工学系研究科 創造情報学専攻 博士課程修了

・2020年4月:エルピクセル勤務(AIを使った医療診断の研究)

 

カリスさんのYouTubeや出演された「林修の初耳学」で印象的なフレーズは、

「東大に合格することは、コンビニへお茶を買いに行く程度の難易度だと思っていた」

です。

要は、そうとしか思っていない人には、実際に、そうでしかなく、自分には絶対に無理と思っている人には、一生無理なことになってしまう。意識の問題だということです。

 

その他に、「空気を読む」という日本人の風土や価値観は、昔からで「百人一首」(平安末期から鎌倉時代)がまさにそうだと言います。

確かに、「かるた」は、上の句を読んで下の句を当てる遊びですね。

 

カリスさんは「16歳で東大合格」という経歴が、多くの日本人にとってセンセーショナルですが、韓国人なので、日本では常識的になっていることが、実はそうでは無い、ということに気づかされます。

 

例えば、「東京大学の世界的知名度は低く、年々レベルも低下傾向にある」と多くの日本人は考えています。

しかし、カリスさんによれば、欧米において、東京大学の知名度は高く、各国で研究するにあたって、学歴で困ることはなかったそうです。

月並みですが、気づきとは「客観的な見方」を知ることによって生まれるものですね。

 

話題変わって、単著としては7冊目になる書籍を現在、準備中です。

出版社から、原稿を編集した初校が届き、著者確認と修正をして戻し、再校原稿が届くというプロセスを踏みますが、毎回、「編集者によって修正されるとなるほどな」と気づきます。

 

私の場合、一部の書籍を除けば、書き下ろしではなく、メルマガ等で発表したものを編集しているので、「メルマガ読者」を前提にした言い回しだったり、私の文体に慣れていない人にとっては、「それ、あれ」などの指示代名詞が何を指しているのか、わかりにくいことが指摘されて「なるほど」とわかります。

 

業務改善ネタやマネジメントシステムの不備や懸念は、意外と、自部門よりも他部門や第三者の方が見つけやすいこともよくあり、客観的な視点は重要です。

専門外や素人意見を小馬鹿にすると痛い目に合うので注意が必要ですね。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ757号より)
 

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