2021年6月27日(日)に、阿部寛さんが、主演を務めたTBS日曜劇場「ドラゴン桜」の最終回(第10話)放送され、平均世帯視聴率は20.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったそうです。(6月28日付けのスポニチアネックスより)

 

ご存知のように、このドラマは、経営難の三流私立校を舞台に、元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部寛さん)が落ちこぼれの生徒を東大合格へ導く物語で、2005年7月期(金曜ドラマ枠)に放送され、今回はその「令和版」とも言える作品でした。

2005年版では、生徒役として、山下智久さん、長澤まさみさん、新垣結衣さん、小池徹平さん、紗栄子さん、中尾明慶さんが出演され、その後、全員がスターに成長しています。

 

「令和版」の原作は、2018年から週刊漫画誌「モーニング」に連載されていた三田紀房氏の「ドラゴン桜2」で、漫画では、「2005年版ドラマ」の原作「ドラゴン桜」(2003~07年連載)の15年後(※コロナ禍で放送は当初予定から1年延期された)を描いています。

しかし、令和版ドラマは、現代の「TBS日曜劇場」テイストに脚色されたオリジナルの物語となっていました。

 

つまり、2005年版は、純粋に「落ちこぼれが苦難を乗り越えて東大を受験するまで」を描いたのに対し、令和版は、「落ちこぼれ生徒の東大受験」と「学園がリゾート開発による買収」という2つドラマティックな要素を入れていたのです。

令和版のストーリー概要は、他のブログなどに譲り、ドラマに関する詳細のツッコミは割愛しますが、結論から言えば、2005年版に劣らずおもしいドラマで、「令和版メンバーのスピンオフ版」や「映画」など、関連する続編を見てみたいな、と思わせるものでした。

 

個人的には、私は、あまり、ドラマや映画のセリフに、心を揺さぶられ、人生に影響を受けるタイプではないのですが、ドラマのラストシーンでの桜木先生の長台詞を備忘録として残しておきたいと思います。

 

(以下、桜木先生のドラマラストの台詞より)

お前らいつか俺が言った言葉覚えてるか。

クソみたいな人生を変えられるのは自分しかいない。

人は誰かを変えることなんでできねえ。

俺はそう言った。

だがよく覚えとけ。

お前らが真っ直ぐな思いで突き進む時、その姿は他の誰かを動かす原動力になる。

自分を信じて真っ直ぐ突き進め。

そうすりゃいつかその姿は人に勇気を与え、希望を与え、

お前らの熱意、努力、思いやりが、周りの人間を突き動かす。

そしてそれは巡り巡って、いつか社会を変えて行くんだ。

人生を切り拓け。

常識を変えろ。

こっから先の未来を作って行くのは、国でも環境でもねぇ、お前ら自身だ。

お前ら馬鹿はもう馬鹿じゃねぇ。

お前らには仲間がいる。

その輪を広げて行け。

いいか、自分の信じる道を行け!

(引用ここまで)

 

放送終了後に、余韻にひたりたくて、TwitterなどSNSで放送を見た人のつぶやきを、あちこちとチェックしてしまいました。

また、出演していた生徒役の役者さんが数人でインスタライブをしていました。

役者さんも私たち視聴者同様、ドラマの余韻にひたりたいのです。

それにしても、きっと、それぞれの役者さんたちは、所属事務所も異なりますが、ドラマというひとつの作品を通じて、「同じ釜の飯を食った仲間」として、苦労や喜びを共有し合え振り返ることができる関係って、なんだかうらやましいな、と思います。
 

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