2021年6月15日に、沖縄県名護市で、県内の県立高校に通う17才の生徒6人が、集団で飲酒したとして、補導されたそうです。

 

各メディアによれば、

◆沖縄県内の県立高校は一部を除き、新型コロナ感染対策で休校になっていた

◆補導された生徒が通っている高校も休校中だった

◆6人は、コンビニエンスストアで、酒を買ったと説明

◆6人は、14日午後9時~15日3時にかけて、名護市内のホテルで飲酒した

◆飲酒したアルコールは、酎ハイやウイスキーなど

◆15日午前4時頃、警察官が名護市の路上で少年らが歩いていて、職務質問した

・・・

ということのようです。

 

アルコールを購入したのは、コンビニエンスストアのようなので、6人で買いに行ったのか、1~2人で購入したのかわかりませんが、コンビニエンスストアは、身分証の提示を求めても、よかったと思います。

おそらく、レジで表示される「20才以上ですか?」の質問に対して「はい」をタッチすることで、難なく購入できたのでしょう。

 

次に、ホテルでの宿泊ですが、6人の生徒は、親御さん達には「みんなで集まって勉強する」とでも説明して、ホテルに宿泊していたのでしょう。

 

このように、情景を想像していくと、飲酒した6人の生徒は、集団心理で、アルコールに手を出してしまったのでしょう。

 

35年以上前の話なので、時効ですが、私自身も高校時代の「飲酒」にまつわる話は、あります。

お正月の「お屠蘇」や小学校の頃に友達の誕生会で、その友達の親が作った「自家製梅酒」など極めて少量、あるいは度数の低い飲酒経験はわずかにありましたが、それを除けば、自分自身でちゃんとアルコールを購入したのは、高3の夏休みに近所の酒屋の自動販売機で購入した缶ビールが初体験でした。

 

当時、同級生は、文化祭の打ち上げで、カラオケや居酒屋に行くとチューハイなどを頼んでいましたが(※今考えると、お店も高校生とわかっていて提供するのですからゆるい時代でした)私は、頑なに「ソフトドリンク」を飲んでいました。

やはり、学校に飲酒がバレたときの「停学」と「内申書の評価が下がる」のが怖かったんですね。

そこで、家族が旅行中で、ひとりの時に、「初のアルコール」にチャレンジしてみたのです。

結果は、びびりましたね。350ml缶の半分ほど飲んだときに、体が熱くなり、顔はまっかか。

これは、外に出て人に会ったら、すぐに飲酒したのがわかる。。。と思い自宅でじっとしていました。

 

話を元に戻すと、沖縄の6人の高校生は、好奇心旺盛な年頃ですから、集団になれば「飲酒」してしまう可能性は高いですが、その後の「損得」まで頭が回れば、なぜ、早朝に、ホテルを出て、路上を歩いていたのでしょう。

時間帯的に、高校生が6人で歩いていれば、アルコールを摂取していなくても、警察官から職質され、飲酒が露見するのは当然です。

 

私が、この生徒達の高校の校長であれば、あまり厳しい処分は、したくないですが、「数日間の停学」は、校則はもちろん、社会的規律として、せざるを得ないでしょう。

また、内申書には少なからず影響が出るでしょうし、大学の推薦が内定していた生徒がいれば、取消しでしょう。

好奇心旺盛なのはよいことですが、あとさきへの影響を想像した行動をして欲しかったな、と思います。
 

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