日本時間の2021年6月15日に、メジャーリーグのオールスター・ゲームファン投票の中間発表が行われ、大谷翔平選手(エンゼルス)が52万6608票を獲得してアメリカン・リーグの指名打者(DH)部門で1位となったそうです。
今年のメジャーリーグのオールスターメンバー選出は、
・ファン投票の第1ラウンド(日本時間6月25日まで)でファイナリストが決定
・各ポジションの上位3名(外野は9名)が第2ラウンドに進出
・第2ラウンドで1位(外野は上位3名)の選手が先発メンバーとなる
・投手は、監督や選手間投票で決まる
・今年の先発メンバーは日本時間7月2日に発表される
そうです。
また、マスメディアの注目が集まっているのが、
・大谷選手は、指名打者部門1位に選出されるのか
・大谷選手は全選手の最多得票を集めるのか
・投手との二刀流出場はあるのか
・オールスター前日のホームラン競争に出場するのか
などです。
大谷選手が、DHで1位選出され、投手としても選出された場合、試合では、DHで先発するので、そうなると、例えば、2打席程度出場し、選手交代すれば「終了」です。
そこで、マスメディアは「特別ルールを設けるべきだ」という声があがっているそうです。
ルール的には、DH部門で1位ではなく、2位、3位での選出なら、まずは、投手で出場し、1イニングを投げ、その後、外野のポジションに入り、打席に立つ、ということは可能なので、私がアメリカン・リーグの監督なら、こうするでしょう。
しかし、DH1位の場合は、DHで先発出場するので、投手としての出場は見送りするしか、ないでしょう。
ホームラン競争については、「疲労が残り、シーズンのパフォーマンスに影響が出る」ことを心配する声があがっています。
現在の、ホームラン競争のルールは、(※ウィキペディアより引用)
「4分間に球数無制限で本塁打数を争う。 途中1回45秒間のタイムアウトが可能。 決勝では1回30秒のタイムアウトが追加される。 飛距離440ft以上のホームランを2本以上打つと30秒間のボーナスタイムが得られる。」
(引用ここまで)
というものなので、8人の参加者が、決勝まで残ると3ラウンドもあるので、非常に大変です。
そのため、意外と、これまでも「参加辞退」してきた選手も多いようです。
改善案としては、
・1ラウンド制で8人が競う
・制限時間4分間で、球数無制限ではなく、スイング数にする
といったことを検討してもよいのではないかと思います。
それにしても、大谷選手はメジャー4年目ですが、この2ヶ月間で、少なくとも全米の野球ファンの間では、「知らない人はいない」存在になったでしょう。
エンゼルスが、西海岸のチームなので、東海岸の人には馴染みが薄いのですが、リーグ本塁打の上位にいるので、東海岸地区のニュースにも登場することが多いそうです。
それと、ホームランバッターなのに、大谷選手は、シフトが敷かれたときに反対方向へのセーフティバントもよく試みます。
イチロー選手がこれをやるとアンチは「日本人の野球はセコい」と言われましたが、大谷選手がやれば「チームのために全力を尽くしている」と評価されるでしょう。
日本からやってきた若者の活躍にアンチは必ずいますが、出場選手登録に「二刀流選手」というカテゴリを設けたように、さらに活躍し、メジャーリーグのベースボール改革を結果として、していって欲しいですね。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ755号より)
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