2021年5月27日付けの時事通信社が、

「三菱自動車、30万台リコール ブレーキなど不具合、火災も」

という見出し記事の報道をしていました。

 

記事によれば、

◆三菱自動車は、27日、リコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た

◆軽乗用車の「eK」、「DAYZ」など4車種

◆対象台数は、計30万2097台(2019年3月~21年3月製造)

◆4車種はエンジン制御プログラムの不具合で急ブレーキの利きが遅れる可能性がある

◆2車種は、アイドリングストップ後に再始動や停止ができず、発火の恐れがある

(原因は、バッテリーアースの取り付け不良)

・・・

ということのようです。

 

ネットでは、ユーザーの声として、

「アースの締め付け不良により、異常発生後にハザードが点灯しなかった」

という情報が上がっていました。

しかし、今回は電気系統の不具合なら、ハザードだけでなく、ブレーキランプなど、いろんな計器のリスク回避を施しておくのは、難しいでしょう。

 

そこで、ローテクですが、「発煙筒」や「三角表示板」などで、周囲に「故障」を知らせる供えと必要があるのでしょう。

(※書いていて、自分の車の発煙筒って、使用期限切れになっていなかったかな?と心配になりますね)

 

ちなみに、調べてみると、

・軽自動車4車種の設計は、日産自動車が主体で実施

・2019年度からの新型車は日産自動車が主導して、日産の部品で製造

のようです。

 

つまり、三菱自動車がこれらの軽自動車に、実質的に関わっているのは、組立など生産体制と販売計画や宣伝広告などのようです。

今回の不具合は、報道では、

・エンジン制御プログラム

・バッテリーアースの取り付け不良

なので、

・日産のエンジン制御プログラム設計に問題は無かったか

・日産の制御プログラムの設計の妥当性検証に問題が無かったのか

という日産側の設計プロセスの検証と、

・バッテリーアースの取り付け手順に問題は無かったのか(生産技術)

・バッテリーアースの取り付け不良の検査に問題は無かったのか(品質管理)

といった日産側の製造プロセスの検証と、

・日産の制御設計プロセス、製造プロセスの管理に問題が無かったか(協力会社管理)

といった三菱側の供給者管理、監視するプロセスの検証

が必要になるでしょう。

 

要は、リコールの責任は、三菱自動車ですが、実質的には、日産自動車に見直すべき点は多くありそうです。

三菱自動車、日産自動車とも、国際マネジメントシステム規格のISO9001を取得しています。認証機関の対応にも注目したいですね。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ752号より)
 

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