2021年5月27日に、「令和の怪物」こと千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が、阪神戦(交流戦)でプロ初勝利を挙げました。

この日は、5月16日のプロ初登板した埼玉西武戦以来、2度目の先発で、「5回7安打4失点(自責点3)」という結果でしたが、6回表に味方打線が逆転し、残りの4回を中継ぎの佐々木千隼、ハーマン、唐川と、抑えの益田投手が無得点(ヒット1本)にセントラルリーグ現在首位の阪神打線を抑えこみ、白星が舞い込みました。

 

・千葉ロッテの2021シーズンの甲子園での試合は3試合なのに初勝利が甲子園球場

・4失点の2点ビハインドで降板直後に味方が3点取って逆転

 

といった「持っている男」ぶりを発揮した佐々木朗希投手ですが、野球ファンを驚かせたのが、初々しいヒーローインタビューでした。

・はにかんだ表情

・「うれしいです」、「楽しかったです」、逆転劇を「びっくりしました」とコメント

・「僕の中では長かったんですけど、たくさんの方々に支えて頂いて、勝つことができて良かったです」

・・・と素直な思いの後に、ウイニングボールは誰にプレゼントするか、と聞かれ、

「両親にプレゼントします」

と即答した点です。

 

球団公式Twitterによると、この発言を聞いた佐々木投手の母親は、「私でなく両親」と発言したことに号泣したそうです。

ご存知のように、佐々木投手の父親は、東日本大震災の津波で帰らぬ人となっています。

しかし、佐々木投手の中で、お父さまは、常に心の中で自分を支えてくれる存在だったのでしょう。

 

佐々木投手やバッテリーに対しては、技術的な点として、野球評論家たちから、

・もう1種類変化球を覚えた方がいい

・変化球を投げるときに体が開いている

・左打者の内角は投げられるのに、右打者の内角球がなかった

・外角一辺倒では、プロでは打たれる、配球を工夫すべき

・ランナーが出た後のモーションが大きく盗塁しやすい

・・・

といった声があがっています。
 

しかし、逆に言えば、これらがまだ、不十分なのに、制球が大きく乱れることがなく、ピンチでも大崩れせず、冷静に処理しているのは、まだまだ伸びしろがあると言うことでしょう。

それにしても、2019年のドラフト1位で指名された高校生投手は、(2021年5月27日時点)

・千葉ロッテ 佐々木朗希投手(1勝)

・ヤクルト 奥川恭伸投手(2勝)

・阪神 西純矢投手(1勝)

・オリックス 宮城大弥(5勝)

と4人も勝利を挙げていて楽しみな世代ですね。

 

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