2021年5月14日の鹿児島テレビが、
「古紙圧搾機械に挟まれ従業員死亡 鹿児島市」
という見出しのニュースを報道していました。
ニュースによれば、(※筆者が一部編集)
◆5月14日午後2時頃、鹿児島市の古紙リサイクル工場で作業員の死亡事故があった
◆作業員は、古紙を圧縮する機械に首から下を挟まれた
◆警察などによると、大和紙料鹿児島事業所から119番通報があった
◆機械に挟まれ亡くなった作業員は54才の男性(病院搬送後、約1時間半後に死亡)
◆作業員は、どんな作業をしていたか詳細は現在判明していない
とのことです。
仕事で、古紙圧搾機を拝見する機会が多いですが、作業現場は、機械の稼動音で、会話は、殆ど成立しません。
したがって、
・圧搾機を何人の作業員で操作していたのか
・圧搾機は、安全に一時停止されていたのか
・圧搾機の電源など操作は、誰が行っていたのか
・メンテナンス、稼動不良調整など、機械を停止させるときのルールは確立していた
・・・
といった点の検証が必要でしょう。
ちなみに、大和紙料は、古紙回収業としては大手で、2016年に創業は140周年を迎えた老舗企業です。
組織として「認証取得活動」も積極的で、プライバシーマーク、ISO9001、エコアクション21、FSC認証(森林認証)などを取得しています。
組織のウェブサイト情報の範囲では、ISO9001の登録範囲は、「本社営業本部及び高槻事業部」なので、今回、事故があった鹿児島事業所は対象ではありません。
しかし、エコアクション21は、「鹿児島事業所」も登録範囲です。
エコアクション21中央事務局は、今回の「事故」に対して「労働安全の問題だから」と、スルーするのか、それとも「効率的(エコ)な設備の稼動」や「緊急事態の想定と対応」、「組織の責任権限体制」、「教育訓練」などにからめて、これまでの審査の検証や今回の事故のエコアクション21認証への影響を検証するのか、不明です。
しかし、個人的には、ISO9001、エコアクション21など各認証に対する社会的な信頼性維持の観点から、これらの各種認証されているマネジメントシステム的に、事故の再発防止に繋げることができないものかと思う次第です。
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