2021年5月12日付けで共同通信社が、
「高齢者「親しい友人なし」3割 4カ国調査で日本が最大」
という見出し記事を報じていました。
記事によれば、(※筆者が一部編集)
◆日本の高齢者は約3割が親しい友人がいないと回答した
◆調査は、2020年12月~2021年1月に日本、米国、ドイツ、スウェーデンで実施
◆60才以上を対象で、約5000人が回答(うち日本人は1367人)
◆調査では、家族以外で相談や世話をしたり、されたりする親しい友人がいるかを尋ねた
◆日本は31.3%が「同性、異性のいずれもいない」を選んだ
◆他は米国14.2%、ドイツ13.5%、スウェーデン9.9%
◆近所付き合いの希薄さも目立っており、高齢者の孤独防止対策が急務となっている
ということだそうです。
記事の結論は「高齢者の孤独防止対策が急務」となっていましたが、
「親しい友人がいないこと」=「孤独」
では、決して、そうではないと思います。
いわゆる「居場所」があるか否かが「孤独かそうで無いか」だと思います。
・仕事における職場
・趣味の仲間
・近所づきあいの仲間
などが、ふつうにあれば、「孤独」は、あまり感じません。
調査では、
「家族以外で相談や世話をしたり、されたりする親しい友人」
という設問ですが、
・健康に関すること
・加齢に伴う人生に関すること
・仕事に関する相談
・個人所有資産などに関する相談
・相続に関すること
・・・
これらに関して、私の場合、そもそも「友人に相談する」という発想がありません。
「雑談レベル」や「経験者の経験談」として友人に話しを聞くことはありますが、「参考意見」をお聞きしたいときは、医療関係者、仕事などを通じた知人、税理士やファイナンシャルプランナーなどに相談するので、「友人に相談を持ちかける」ことは、殆どありません。
若い頃は、仕事以外の余暇は、「友達と一緒に遊ぶ用事」を常に作っていないと、「寂しい」と感じていた時期もありました。
しかし、年齢を重ね、友人達に、家族ができると、「あんまりお誘いするのは迷惑だよな」という気持ちと「遊びに出かけるとしても、ひとりでやりたいことを決められる居心地の良さ」を知ってからは、「おひとりさまごはん」、「おひとりさま街散策」などが楽しくなりました。
また、「SNS」が発達し、学生時代の友人とは、「SNS」を通じて、近況が自然と入ってくるので、「昔の友人」に会うのは5年単位で十分(※筆者がアラフィフだから)だと思うし、近しい友人でも、「リアルに会うのは1年に1回でOK」という感覚です。
ただ、私の場合、仕事を通じて知り合った友人は、自分より年齢が上の方が多いので、趣味を含めて、自分より若い世代の友達を開拓していかないといけないな、とは常々感じています。
肉体的に、年齢並みの健康体であれば、老人ホームや介護施設を「終の棲家」にする気持ちはさらさらないので、友人は絶やさないようにしておきたいと思いますので、みなさま、よろしくお願いします(笑)
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