2021年2月21日付けの朝日新聞デジタルが、

「ANAとJALの32機、運航停止 米機と同系エンジン」

という見出しの記事を報じていました。

 

記事によれば、

◆デンバーを離陸したユナイテッド航空がエンジン故障で引き返すトラブルがあった

◆トラブルが発生した機種は、ボーイング777型機

◆国土交通省は21日夜、この旅客機と同系列のエンジンを積む旅客機を運航停止にした

◆問題のエンジンは「プラット・アンド・ホイットニーPW4000系列」。

◆国交省によると、運航停止の対象は、ボーイング777型機

◆全日空で19機、日本航空で13機

◆2020年12月に、日航機が故障で那覇空港へ引き返したトラブルと同系列エンジン

・・・

だということです。

 

テレビのニュースで、20日にデンバーからホノルルに向かうユナイテッド航空機が引き返した映像を見ましたが、エンジンからは、火の手が上がっており、乗客(231人)、乗員(10人)は、生きた心地がしなかったでしょう。

 

飛行機の知識が浅いので、ド素人感想ですが、航空機の耐用年数は、25年から30年(約7万5千サイクル)と言われているそうなので、1995年頃(※ボーイング777の運用開始は1995年)に製造された機体なら、そろそろ耐用年数を迎えているのかもしれません。

 

それにしても、今回、国交省が各航空会社に出した運行停止の指示は、素早いものでした。

原因が「整備不良など運行管理ではなく、エンジンそのものにある」と分析しているのかもしれません。

コロナ禍で、便数が少なく、運行予定が急に変更しても影響が少なかったことも、早めの対応となったのかもしれません。

 

少し科学的ではないかもしれませんが、機械は、「稼動させることによる劣化」と「休止させることによる劣化」が経験則上あります。

つまり、コロナ禍で運航回数が減り、これまでの運航スケジュールによる劣化内容と、飛ばさないことによる経年劣化との関係も、可能性としては、調べてみる必要があるのかもしれません。

 

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