2021年1月14日付けの読売オンラインが、

「大江戸線運転士の集団感染、「盲点」だった共用洗面所の蛇口」

という見出し記事を報じていました。

 

記事によれば

・大江戸線の運転士が集団感染し、年末年始の約2週間は間引き運行となった

・鉄道の運転士は交代要員の確保が難しく、鉄道各社は対策強化を検討している

・感染した運転士38人は、いずれも江東区内の庁舎で宿直していた

・寝室は個室で、リネン類も毎日交換されている

・しかし、洗面所や浴室、台所は共用で、同時に複数人が利用できる

・保健所の現地調査で、感染を広げたと推定されたのは洗面所の蛇口

・歯磨きの際に唾液が付着した手で触れ、ウイルスが付着した可能性が高い

・・・

ということです。

 

ヤフーニュースでフリーライターの方がコメントされていますが、鉄道施設の宿直室は、意外と「昔ながら」が残されているそうです。

その反面、現在の駅の洗面所やトイレは、非常に清潔で、水道は自動栓だし、液体石鹸もあり、下手をすれば、「自宅の洗面所より清潔かも」と思う場所もあります。

 

ただ、私の感覚では、20年以上前の首都圏の地下鉄やJR、私鉄各線の「公衆トイレ」は「使用することがためらわれる」酷いレベルでした。

そもそも、備え付けの紙はないので、どうしても「大」を利用する必要がある場合は、トイレの入口に設置されていた有料トイレ用ちり紙を購入するしかありませんでした。

紙が備え付けられていなかったせいか、個室トイレの壁には糞尿が付着していることもしばしばでした。

また、私は路線バスや東海道新幹線でのアルバイト経験がありますが、いわゆる宿直室は、「設備投資が遅れている薄暗い部屋」でした。

 

公共交通機関の設備投資の発想は、おそらく「鉄道インフラそのものの安全」や「利用者さまの衛生管理などに視するインフラ整備」に優先度が高く設定されていたのでしょう。

結果論ですが、「運転士は交代要員確保が難しい仕事」=「リスクが高い」と捉えた設備投資が必要で、今後の鉄道会社の経営資源投入の優先度の付け方が変わるきっかけになったことは間違いないでしょう。 

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ733号より)

 

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