2020年12月8日付けの夕刊フジが、
「新型コロナ「不都合な真実」、医療法人会長が告発 「感染者数」「死者数」実態反映していない可能性、事実上の水増しも」
という見出し記事を報じていました。
記事によれば、
◆医療関係者の中には、新型コロナの危険性だけが騒がれる風潮に疑問を呈する人がいる
◆医療法人誠敬会の吉野敏明会長曰く「感染者数」や「死者数」は実態を反映していない
◆たとえば、「PCR検査の陽性者と、感染者は必ずしも一致しない」
◆また「現在は発症者ではなく健常者にも検査している分、陽性者が増えている」指摘
◆陽性であれば、直接の死因ががんや脳梗塞、心筋梗塞でも『コロナ関連死』となる
◆インフルエンザ定点医療機関を受診した患者数は、新型コロナより結核等が多い
・・・
ということだそうです。
つまり、
・陽性者数=感染者数ではない
・陽性者数が増えるのは、健常者への検査と感染力の高い冬だから当然
・死因の主要因が新型コロナ以外であっても陽性者はコロナ死亡者数にカウントされている
・「死」を減らすのは新型コロナだけでなく、自殺死や他の感染症死も一緒である
ということなのだ。
要は、政府の専門家やマスメディアが起用する感染症専門家や医療関係者が、あまりにも「新型コロナ」に焦点をあてたリスクを主張して、それをメディアも報道するから、新型コロナに関する数字が一人歩きしていて、世の中全体の実態と合っていない、ということなのです。
確かにこれでは、「木を見て森を見ず」です。
政府の専門家は、世間の関心が、自殺やインフルエンザ、他の感染症による死者数について低く、「新型コロナ」への関心が高いので、陽性者が増えれば「専門家は、適切な対策を政府に進言しろよ」となるので、必要以上に安全な方法をとろうとします。
また、マスメディアが起用する医療関係者で「新型コロナは必要以上に恐れちゃだめですよ」と主張する人を使えば、視聴者からクレームが殺到するので、「必要以上にリスクを煽る人」を番組に起用します。
ただ、彼等の立場で捉えれば、構造上「そのような発言をせざるを得ない」と思います。
したがって、私たち一般国民である視聴者が、情報をそのまま鵜呑みすることなく、「バイアスが掛かった情報で実態とはずれている」と理解することが必要なのでしょう。
でも、
「テレビは正しいことをいっている」
「放送法上、間違った報道をするわけがない」
と情報を鵜呑みにする視聴者の方が大多数なんですよね。
それにしても、新型コロナを、2類相当の感染症から例えば、インフルエンザや風疹、はしか(麻疹)相当の5類に変更しないのは、なぜなんでしょうね。
WHOに合わせているのかもしれないですが、日本は、欧米より感染率、死亡者数ともに50分の1~100分の1なのに、なんとも不思議です。
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