2020年11月12日に放送されたテレビ朝日系の報道ステーションが、全国的に急増している新型コロナ感染者数について
「今回の急増と第2波との違い」
について、報道していました。
報道ステーションでは、
・東京都は12日に、新たに393人が新型コロナウイルスに感染した
・9、10月は100人台が多かったが、11月に入り、右肩上がりの曲線になっている
・日本医師会は「第3波と考えてもよいのでは」との見解を示している
・国立国際医療研究センターの忽那賢志医師によると、
→“第3波”が来ていると、警戒を強めたほうがいい
→再増加したのかはっきりした原因はわからない
→この1、2週間くらいで急に重症者が増えている
→重症者は、第2波の時よりも増えてくることを心配している
→今回、60代以上の感染者の割合が増えている(重症化割合が多くなる)
→今の感染は、家庭内が最も多くなっている
→職場や会食から持ち込まれて、家庭内に広がっている
→職場や会食などで、“3密”を避けるなど、基本の徹底が必要
→気温が低いほど、ウイルスが広がりやすいというデータがある
→今後は、全国的に感染が広がって行くことが心配される
ということでした。
少し話を戻しますが、現在の日本の状況ですが、
◆日本人の致死率は「0.0014%」(インフルエンザの致死率以下)
◆新型コロナによる失業・雇い止めは約7万人
◆昨年比で自殺者数が増加し2020年10月は2000人を超えている
という「真実」があります。
新型コロナについては、
・ワクチンがない
・治療法が確立していない
・重症化に関するメカニズムが不明確
といった「おっかない」要素があるので、日頃の認識や行動など「慎重になること」は必要です。
しかし、「人間を危険にさらすリスク」(例:経済的リスク、精神的リスク等)は、他にもあり、総合的な見地で捉えると「新型コロナに特化して対策することは適切なのか」という認識や議論は必要でしょう。
新型コロナの「第3波」に話題に戻すと、気になるのは、
・GoToトラベル、イートなど人が動いているので感染者が増えるのは当然
・重症化率の増加
・北海道で高齢者感染が15パーセントとなり、医療崩壊しかねない
・渡航者の入国2週間隔離の徹底
・中高年団体の会食が多い
などです。
わたしのまわりだけかもしれませんが、GoToトラベルやイート利用者は、若者より中高年が多いように思います。
また、「コロナなんて関係ねー」という若者ももちろんいますが、私のまわりでは、若者の方がむしろ、「会食の自粛」など感染対策に敏感な気がします。
あくまでも私見ですが、若者の多くは、情報の入手の仕方が、テレビメディア主体ではありません。
SNSなどネットを主体とした情報収集ですので、冷静に現状を判断している人が、中高年より若者の方が多いように思います。
話題はずれますが、今週、何人かの若者と話していたら、「テレビはほとんど見ないし、見るとしても録画で」というので、なぜ?と聞いてみました。
すると「番組表という時間に縛られるのがいや」というのです。
つまり「自分の都合がよく、見たい時間に見る」というスタイルが今時なのです。
・冬はこたつに入って、ミカンを食べて家族団らん
・テレビを家族で囲んでみる
・国民みんなで熱唱できる歌
・・・
といった「昔の日本」はどんどん失われていますが、現代の若者の価値観を考えれば、当然だよな、と思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ724号より)
【好評発売中!】
『ISOの復権 マネジメントシステム認証制度が社会的価値を持つために必要なこと』
(ブイツーソリューション刊)
http://www.v2-solution.com/booklist/978-4-434-26285-2.html
“できるビジネスマンのマネジメント本”(玄武書房)
https://www.amazon.co.jp/dp/4909566066/
【よかったらメルマガ読者登録お願いします♪】↓
(パソコンでアクセスしている方)
http://www.mag2.com/m/0000218071.html
(携帯でアクセスしている方)
http://mobile.mag2.com/mm/0000218071.html
Twitter:https://twitter.com/ariga9001