2020年9月16日の北海道放送(HBC)が、
「人気ラーメン店火災 従業員が火のついたラードに2度水かける 北海道札幌市」
という見出しのニュースを報じていました。
ニュースによれば、(※筆者編集)
・9月15日に、札幌・狸小路のラーメン店から火災が発生した
・火元のラーメン店の従業員が、火のついたラードに2度に渡って水をかけていた
・火災があったのは、狸小路のラーメン店「炎神(えんじん)」
・ラーメン店と同じ建物2階のインド料理店も延焼した
・警察と消防は、16日午前10時から、あらためて現場の状況を調べた
・仕込みをしていた従業員がトイレに行った隙に、鍋で熱していたラードに火が移った
・この従業員とは別の従業員も、火のついたラードに水をかけていた
・警察と消防は、2度にわたって水をかけたことで、火の勢いがさらに増した
とのことです。
このニュースを聞いたときに、真っ先に浮かんだのは、2018年12月16日に札幌市豊平区で発生した「札幌不動産仲介店舗ガス爆発事故」です。
この事故は、店内で約120本の消臭スプレーを噴射し、給湯器を点けた瞬間にガスに引火した爆発事故ですが、このときも「スタッフの火災に関する知識のなさ」に世間は驚きました。
それと同様で、火が出たときに「パニックになっていたこと」は想像されますが、「火の出た油に水を注ぐと火はさらに強くなる」という小学生でもわかる常識を飲食店従業員が理解していなかったことが衝撃でした。
また、「火を点けたまま、レンジを離れる」という「基本的なやってはいけないこと」をしてしまったことも問題です。
つくづく、鍋の火を切るか、もう一人の従業員に火を見ていてもらうか、するべきであったことは言うまでもありません。
火災と言えば、9月16日に、都内を走る山手線車内でヘアアイロンから発火し、持ち主の女子大生がやけどを負い、山手線は全線で10分間運転を見合わせたそうです。
ヘアアイロンは、内蔵型バッテリーだそうなので、普通に考えれば、「バッテリーは破裂」したか「勝手にスイッチが入ってリュック内のものに引火」したのでしょう。
家電製品に詳しくないですが、内蔵型バッテリーの場合は、「充電」と「機器の使用」を分けることが、バッテリーの劣化を防ぐらしいです。
飛行機に乗る際は、リチウム電池のバッテリーは、貨物室ではなく手荷物として持ち込むよう指示されます。
したがって、「バッテリーの劣化による破裂による火災」は、「使用頻度、使用状態、使用期間」を持ち主が認識して、予防および発生時の対応をするしかないのかもしれません。
リュック内で電源が勝手に入ったのであれば、持ち運ぶ際は、スイッチが入らないようにロックをかけるか、掛けられないものなら「持ち運ばない」という管理をするしかありません。
ラーメン店の火災は、店舗などには保険が適用されるかもしれませんが、近くを走る札幌市電も運転を見合わせたそうなので、損害を請求されるかどうか、気になります。
ヘアアイロンの火災は、JR東日本は、女子大生に損害賠償請求するのでしょうか?
火災が発生した場合の「環境影響の大きさ」を理解して、日々リスクに備える行動を取るべき何だな、とつくづく感じた出来事でした。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ716号より)
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