2020年9月11日に、日本政府は、9月で任期満了を迎えるスポーツ庁の鈴木大地長官の後任に、室伏広治氏を充てる人事を閣議決定したそうです。
ご承知の通り、室伏氏は、
・静岡県沼津市出身のハンマー投げの選手
・父は、アジア大会ハンマー投げで前人未到の5連覇を達成した重信氏
・アテネ五輪で、投てき種目ではアジア勢初となる金メダルを獲得
・五輪4大会連続出場(シドニー、アテネ、北京、ロンドン)
・2004年のアテネ五輪で金、12年ロンドン五輪で銅メダルを獲得
・東京五輪招致にも尽力し、2016年に41歳で現役を引退
・日本オリンピック委員会(JOC)理事
・・・
といったスポーツに関しては輝かしい実績と経歴の持ち主です。
鈴木大地長官と室伏広治次期長官の共通点は、
・オリンピックの金メダリストであること
・博士号取得者で学者であること
だと思います。
Twitter等でこのニュースに関する世間の声をチェックすると、室伏氏の長官就任に期待する声が多いです。
ただ、スポーツ庁は、発足から5年経過したものの、多くの国民にはピンと来ないのも確かではないでしょうか。
色々とスポーツ庁について調べてみても、創設の意義は、
・さまざまな役割を果たしている関係省庁全体を取りまとめることができる
・健康増進や地域の活性化、国際的地位の向上など、スポーツを総合的に発展させる
といったことしか書かれていません。
確かに、これまで、健常者の競技スポーツは文部科学省、身体障碍者のスポーツは厚生労働省の管轄で、東京五輪・パラリンピックをホスト国として成功させるためには、統括する行政機関があった方がやりやすいでしょう。
ただ、国民のスポーツ庁に対する期待は、
・競技力の向上
・スポーツ団体のパワハラ問題への対処
・スポーツ団体の不正行為への対処
などがあると思います。
しかし、鈴木長官時代には、
・日大アメフト部問題
・体操女子選手への暴力
・日本ボクシング連盟の助成金不正使用疑惑
・日本レスリング協会の強化本部長のパワハラ問題
・・・・
などの問題について、強烈なリーダーシップをとって対応したイメージがあまりないのです。
室伏氏は、引退後のイメージは、反ドーピングに積極的に取り組んでいるイメージがあります。
国民の期待は、競技力の向上、アスリートを取り巻く環境の整備、助成金の適正給付と適正使途、IOC含め世界のスポーツ組織における主導権の獲得、マイナースポーツの普及・支援(これは私の個人的な想いです)・・・といったことなので、就任会見で、どのような主張や方針を示されるのか、期待したいところです。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ715号より)
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