先日、約40年前に住んでいた団地に訪問してきました。
この「幼少期に住んでいた団地の話」は、10年前に、ブログで、
「約30年前に住んでいた団地と卒業した薬円台小学校」
と題した記事を投稿しました。
https://ameblo.jp/logcom/entry-10627829345.html
当時、父の勤務先が霞が関にある官庁勤務だったので、1968年に建設されたばかりの国家公務員薬円台住宅(千葉県船橋市:全8棟))に1980年3月まで住んでいたのです。
2010年8月に旧薬円台住宅を訪問した時は、すでに公務員官舎としての役割を終え、「立入禁止」の財務省の看板と敷地内を囲った柵が設置されていました。
(※当時住んでいたのは奥に映る6号棟。草木の手入れがされていないため、撮影によいアングルがなく7号棟付近から撮影)
しかし、今回、ほぼ10年ぶり訪問すると、まだ団地は取り壊されずにそのまま残っているものの敷地内の雑草は放置され、手入れがされていないため「廃墟」と化していました。
(※写真左側は駐輪場と駐車場がありましたが、ジャングル(笑)と化していました)
「なぜ、こんなにも長期間、使用しなくなった公務員住宅を財務省は放置しているんだろう」と疑問に感じ、ネットで色々と検索して調べてみました。
すると・・・
(出典:林利憲船橋市市議会議員の2019年6月30日付のブログより)
http://hayashitoshinori.blog.jp/archives/19478245.html
・財務省理財局によると、「国としては管理費もかかるので売却を前提にしている」
・公務員住宅跡地に、敷地内に不明管があり、現在も使用されている
・国は「不明管の切替工事終了後に、現状のまま埋設状態を明示し、売却する予定」
(※不明管とは、地中に埋設されているものの、管理台帳に記載されておらず所有者が不明で、何に使われているのか、現在使用しているのかどうかも全く不明なパイプのこと)
という状態だそうです。
(※6年間通った薬円台小学校。今は、校内に部外者は立ち入れないので、敷地外から撮影)
・・・なるほど、公務員住宅閉鎖後、約15年以上に亘って「取り壊されずに放置」されていた理由がわかりました。
要は、公務員住宅跡地に隣接する千葉県立薬園台高校等の施設から公務員住宅跡地に不明管が入り込んでいて(※しかも、おそらく、使用されている)この問題が解決しないために国は売却したくともできない、ということのようです。
(※子供たちの間で”噴水公園”と呼ばれていた薬円台公園。当時は噴水の周りに柵はなかった気がします)
林市議のブログによると、その後、(注:筆者編集)
・千葉県・財務省・防衛省の担当者との会議が行われた
・県立薬園台高校からの管を公務員住宅跡地を通らずに自衛隊官舎を敷地を通す
(公務員住宅跡地の隣に防衛省管理の自衛隊官舎がある)
・県立薬園台高校から公務員住宅跡地に、何本の不明管が入ってきているか調査を行う
ということだそうです。
船橋市薬円台出身の林市議がこの地区選出の木村哲也衆院議員を通じて財務省理財局へお問合せしてくれたおかげで、ようやく約15年に亘る「公務員住宅の廃墟化問題」が前進したのです。しかし、この「防衛省管理の自衛隊官舎」には、かつて大物政治家が幼少期に住んでいました。
民主党政権下で第95代内閣総理大臣になった野田佳彦氏です。
公務員住宅に約12年間住んでいた私にとって、自衛隊官舎のあるエリアは思い出の地です。
当時、自衛隊官舎側には公園がなく、おそらく、野田氏は幼少期に公務員住宅敷地にある公園やグランドで遊んだ経験もある思い出の地のはずです。
もちろん、このような「地元の住環境問題」は国政レベルではなく、市議会レベルの話ですが、千葉県議の弟さんもいるのですから、野田氏は解決に向けて何かやって欲しかったと思います。
次回に薬円台を訪問する頃は、おそらく公務員住宅跡地は売却され、取り壊されてデベロッパーにマンションか分譲住宅として開発された後でしょう。
今回、薬円台駅から習志野駅、薬円台小学校、薬円台公園と周辺を散歩しましたが、まだ、わずかに40年前からあった商店などが残されていて懐かしく感じました。
(※薬円台、習志野地区には、当時、自宅にお客さんが来たときに出前注文していた寿司屋さん、中華料理屋さんはすでに廃業していて思い出のお店がなく、北習志野駅前にあるうなぎ屋さんに訪問しました。大将によると1977年に開店したそうです、私が住んでいた当時(~1980年3月)にはすでに営業されていたようです)
しかし、再開発されたら、すっかり、幼少期の記憶に残る面影はなくなるので、寂しく感じるだろうな、と思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ714号より)
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