2020年8月19日付の読売新聞(電子版)が、
「SBG、アマゾンに投資…6月末時点で株1100億円分保有」
という見出し記事を報じていました。
記事によれば、
・ソフトバンクグループ(SBG)が6月末時点で、Amazon株を約10.4億ドルを保有
(約1100億円)
・孫正義会長兼社長は8月11日の決算記者会見で、投資運用会社を設立していることを表明
・投資運用会社は、米IT大手を中心に試験的な投資を進めている
・グーグルの親会社アルファベット株を約4.7億ドル保有
・マイクロソフト株を約1.8億ドル保有
・動画配信大手ネットフリックス株を約1.8億ドル保有
・投資先は、計25社で、保有額は約38億ドル(約4100億円)
だそうです。
ソフトバンクグループの孫会長は、2020年6月25日に、最大の投資先である中国アリババの取締役を退任したことを発表していました。
また、2020年3月末時点で、ソフトバンクグループが保有するビジョンファンドは、88銘柄を保有し、全体の営業損益がアーム事業の利益悪化などが響き、1兆3646億円の赤字(前の期2兆736億円の黒字)となっていることを発表しています。
こうした流れを考えると、今後の投資先をアメリカ企業にしたのは、
「対立する米中関係のリスクを考慮し、中国企業からアメリカ企業へ投資先をシフト」
というのが本音ではないでしょうか。
それにしても、ソフトバンクグループは、もはや誰もが認める「投資会社」でしょう。
金儲けのセオリーからしたら「お金に働いてもらう」のが基本なので、ソフトバンクグループの事業戦略は、間違っていません。
しかし、多くの日本人は「額に汗かいて仕事をして、たくさんの税金を納めること」を美徳としているので「投資会社」というと、どうしてもうさん臭さを感じる人が多いのも事実でしょう。
子会社に通信事業という公共インフラを持っているので、仮に経営が傾いても、「あっさり倒産」とはならず、政府がきっと介入し助けるでしょう。
大企業ですが、グループとしては税金の支払いを最小化し、しっかり通信事業を堅持して、組織が即吹っ飛ばないようなリスク管理。
お金儲けという点では、抜かりない会社だな、と思います。
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