2020年8月15日のDeNA0-9ヤクルト戦(横浜スタジアム)で、ヤクルトの小川泰弘投手)がプロ野球82人目(93度目)の無安打無得点を達成しました。

 

令和に入ってからは、2019年9月6日の対ロッテ戦で達成したソフトバンクの千賀滉大投手、9月14日の対の阪神戦で達成した中日の大野雄大投手に次いで3人目、ヤクルト(国鉄時代含む)としては、金田正一投手(1951、1957年)、大脇照夫投手(1956年)、宮地惟友投手(1956年)、森滝義巳(1961年)、テリー・ブロス投手(1995年)、石井一久投手(1997年)、リック・ガトームソン(2006年)に次いで、8人目(9度目)の快挙です。

 

私は、ヤクルトファンにも関わらず、前半で試合の流れがほぼ決まったので、BS-TBSの中継を切っていたところ、ネットニュースの新着メールで「7回までノーヒットノーラン」という情報が入り、急いでテレビを点けました。

しかし、8回は先頭打者の倉本選手に粘られて四球、続く中井選手は絵にかいたようなゲッツーコースのショートゴロでしたが、途中出場の二塁手廣岡選手がセカンドベース上での捕球時に痛恨のエラーでノーアウト1、2塁のピンチ。

 

こりゃ、ヤバいぞ、と思っていたら、内野手陣が小川投手の元に集まり、小川投手はポーカーフェースでエラーした廣岡選手に「切り替えて」と声をかける大人の対応。

その後は、代打嶺井選手を空振り三振、神里選手を右飛、柴田選手を遊ゴロに打ち取り8回終了。

しかし、テレビ中継は、残念なことにここで終了。

ダゾーンは解約したので、仕方なくネットのリアルタイム速報とTwitterで最終回の様子を見守っていました。

 

たいていは、このようなシチュエーションで、打ち取った詰まった当たりが、内野と外野の間にポツンと落ちるような打球が飛ぶのですが、先頭の山下選手を一直、続く佐野選手を一ゴロ、代打乙坂選手をフルカウントの末三振にとって、135球の粘投でノーヒットノーラン達成です。

 

小川投手は、愛知成章高校の3年春(2008年)にセンバツに21世紀枠で出場し、創価大学の3年次の夏にメジャーリーグ324勝の大投手、ノーラン・ライアンの『ピッチャーズ・バイブル』に出会い、現在のダイナミックなフォームに変更したそうです。

プロデビュー年の1993年は巨人の菅野投手も新人でしたが菅野投手の13に対して小川投手は16勝で最多勝と新人王を獲得。

しかし、その後は、1995年に11勝を上げるものの二けた勝利には届かず、2019年は自己ワーストの5勝。

しかし、小川投手は、2019年のオフシーズンにツーシームを鍛えたそうです。

 

小川投手は、プロ野球選手としては小柄な171センチ。(私と同じです)。

また、高校がいわゆる超強豪校出身でない所も判官びいきというか応援したくなります。

現在通算65勝ですが、敬愛するノーラン・ライアン投手は、46歳まで現役を続けました。

息の長い投手となって200勝を達成して欲しいものです。

 

それにしても、完全試合は、1994年5月16日に巨人の槙原寛己投手が達成(リアルタイムでテレビ観戦していました)して以降、23人のノーヒットノーラン達成者がいますが、出ていません。

私が生きているうちに、完全試合の達成シーンをもう一度、見てみたいです。

 

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