2020年8月7日付の北海道新聞が、
「ススキノ感染店のリスト流出 保健所の内部資料 系列含め飲食27軒」
という見出し記事を報じていました。
記事によれば、(筆者一部編集)
・札幌市保健所が作成した新型コロナ感染者が発生したリストが外部に流出した
・流出したデータは、従業員や客から感染者が出たススキノ地区の飲食店の店舗名リスト
・リスト(2020.7.27付)は内部資料で、接待を伴う27飲食店の店舗名が記されている
・札幌市の幹部は流出の事実を認め、札幌市が経緯を調査している
・リストには、店名と業態、住所や注意観察が必要な期間が記載されている
・外部流出した資料の分量はA4判用紙3枚分
・ハートマークの数で感染リスクの高さを「注意レベル」として3段階に表示している
・レベル3「利用客及び従業員から陽性者が発生した店舗」に5店を挙げている
・「従業員から陽性者発生」などのレベル2は9店
・「従業員から陽性者が発生した店舗の系列」などのレベル1は13店
・札幌市は、市民からの電話相談の際にPCR検査の必要性を判断するためにリストを作成
・実際の相談業務は民間企業が受託している
ということだそうです。
札幌市の情報セキュリティの管理としては、「外部流出させるべき資料でないものが流出」したのですから、月並みですが、まずは、しっかりとした「流出原因」を調査し、再発防止を図るべきです。
ただ、そもそもこのリストは、電話相談の際に、問い合わせてきた人に対して、感染リスクを考慮し、PCR検査の必要性について回答するための資料ですから、相談業務の委託を受注した会社の担当者の回答の仕方によっては、問合せした人は、どの店が「ヤバい店」かわかるものなので、内部資料の情報漏洩によって発生する店舗のリスク(例:売り上げ減少など)は限定的でしょう。
むしろ、飲食店における感染対策のガイドラインに対して、どのような対策がされていたのか、また、どういった点が未実施だったのか、27店舗について公表してもいい資料かもしれません。
すすきの地区の居酒屋、定食屋さんは、利用する機会がそこそこありますが、私の知る限り、店側も利用客も注意して利用していますし、大声で会話する団体客もほとんど見かけません。
また、感覚的な話ですが、高齢者層は自宅や近所の飲食店利用で、すすきのなど繁華街の飲食店利用は、若者から中年世代までのような感じがします。
高齢者層の「感染したら重症化リスクが高い」という認識は、相当高く、しばらくは、自炊食か中食需要は、好調なんだろうな、と思います。
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