今さらですが、ファミリーマートの“フラチキ”と“ファミチキ”の違いを知りました。

「そんなことも知らなかったの?」

という声が多そうですが、

「フラチキもファミチキも一緒じゃないの?」

という方もわずかにいるかもしれないことに期待して(笑)、結論から説明すれば、

◆フラチキ:フライドチキン(愛称フラチキ)は「骨付きチキン」

◆ファミチキ:骨なしチキン

のことを指します。

 

私は、「鶏肉好き」なので、比較的、出張中にコンビニで「フライドチキン」を購入する機会が多いです。

しかし、「骨付き」は、ゴミが出るので、宿泊先のホテルの部屋が臭くなるのを恐れ、自然と「骨なし」を購入しています。

したがって、「ファミチキ」に「骨なしと骨付きの2種類」があると勘違いしていました。

 

ちなみに、ファミリーマートのフラチキは、「沖縄県発祥」だそうです。

沖縄県のファミリーマートの本部運営をしているのは「沖縄ファミリーマート」です。

ウェブで会社の沿革を調べると、1987年に設立されています。

確か、設立当初は、本州のファミリーマートと同じ商品アイテムを揃えていたはずです。

 

詳しいことはわかりませんが、ここからはよくある話で、沖縄県のファミリーマートの売上がイマイチ伸び悩み、沖縄ファミリーマートは、「県民が本当に望んでいる商品は何か」という点を調査研究したそうです。

要は「地域密着型商品」の開発ニーズが発生したわけです。

 

その結果、2000年頃に、今では本州のファミリーマートでも見かける「ポーク玉子」や「油味噌おにぎり」などの商品を開発し、いまでは「逆輸入」されています。

その商品開発の過程で、「フライドチキン(骨付き)」が開発されたそうです。

沖縄の祝い事では「ヤギ汁」や「豚肉料理」のイメージが内地人にはありますが、沖縄では日常的に「フライドチキンを食べる」習慣があったそうです。

しかし、例えば、学校帰り、仕事帰りに気軽に購入できるお店がない。

そこで、コンビニ商品として開発したそうです。

 

それにしても、ファミリーマートの契約がどのようになっているのかわかりませんが、商品開発権をエリアフランチャイズ本部である沖縄ファミリーマートに、ファミリーマート本部が許可したことが、沖縄のファミリーマートが成長した大きな理由のひとつであることは、間違いないでしょう。

 

なお、沖縄では、骨なしのファミチキより骨付きのフラチキの方が、人気が高いといわれています。

沖縄出張の際に、ファミマの店員さんに、チキンの売れ行きは、どっちが多いですか?と直接聞いてみたいと思います。

 

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