「週刊新潮」2020年5月7、14日号に、
「ビートたけしの愛人妻、弟子に不正指示 保険証なりすまし使用が常態化」
という見出しの記事が掲載されています。
詳細は、この記事にゆずりますが、ポイントだけ下記に整理します。
・健康保険証の「不正使用」の証言をしたのは、8年間運転手を務めた石塚康介氏
・愛人妻(横井氏(仮名))から「たけしの薬が欲しいから保険証を使わせて」と言われた
・石塚氏が都内の医院を訪問すると、自身の保険証を使用し、たけし用の薬が渡された
・薬は、風邪薬であるが、たけし氏はその場にいないので、診察されていない
・この行為は、厚労省国民健康保険課によれば「詐欺罪」が適用される
・新妻(横井氏)と医院が共同正犯の罪に問われる可能性もある
・保険証の不正使用は1回だけでなく、過去約5年で45回になる
・たけし氏の保険証は、当時の本妻が所持していたとみられ、たけし氏の手元になかった
・たけし氏所属事務所の代理弁護人は「保険証の不正使用を横井氏が指示した事実はない」
あくまでも、週刊新潮の情報が事実とすれば、たけし氏は、仕事以外のことには無頓着だったとはいえ、「ちょっと自己管理がずさんすぎるな」と思います。
掛かりつけの医院から処方された薬を愛人妻から渡された時に、例えば、
「診療を受けていないけど、処方箋って出るの?」
とか、
「保険証は(本妻宅にあるけど)全額自己負担で払ったの?」
といったことを確認しなかったのかな、と思います。
数回なら、あまり疑問に持たなかったかもしれませんが、45回も処方箋が出ているわけですから、仮にたけし氏が、今後テレビ等で「俺は知らなかった」と言っても、「政権批判や社会評論を自身の番組等でしているんだから、そのぐらいは社会人の常識としておかしいでしょ」とマスメディアは、忖度なしでツッコミをして欲しいところです。
また、ネットでは、
「保険証が手元にないなら再発行してもらえばよかったのに」
「健康保険に加盟していたのか、それも調べる必要がある」
といった声が上がっています。
健康保険に関しては、運転手の石塚氏が、保険証の不正使用をさせられていた時期は、たけし氏は、(当時の)オフィス北野の取締役ですから、厚生年金に加盟していたのではないかと思います。
このことは、オフィス北野(現社名TAP)の総務経理部門に確認すればわかるはずです。
仮にオフィス北野の役員報酬とは別に、個人事業主として芸能業務の収入を得ていたのなら、「国民健康保険」となりますが、たけし氏が市民税を支払っている自治体の窓口に行けば、比較的容易に再発行されるでしょう。
また、たけし氏ほどの高額収入があれば、風邪薬なら、医院で、全額負担で払ってもたかが知れているし、そもそも、「忙しくて病院に行かれない」のなら、単なる風邪程度なら、真っ当な社会人なら「少し効能が強力な市販薬を購入する」という判断をするはずです。
ちなみに、私は出張業務も多いので、内科のかかりつけ医がなく、健康保険証は常に持ち歩いていますが、小学校卒業以降、約40年、「風邪薬」を「医院、クリニック、病院」で処方を受け購入したことは一度もなく、オール市販薬です。
たけし氏は、
・土曜日:「新・情報7DAYS ニュースキャスター」TBS系系列
・日曜日:「ビートたけしのTVタックル」テレビ朝日系列
という情報番組に出演していますから、しっかりと、説明責任を果たして欲しいと思います。
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