※本コラムは2020年4月24日に配信したメルマガの記事です。
2020年4月23日に、シャープは、個人消費者向けに販売を開始した不織布マスク「MA-1050」について、販売方式を抽選式に変更したことを発表したそうです。
各メディアの報道によると、
・シャープは、4月21日の午前10時より販売を行なった
・しかし、アクセスが集中し販売サイトにつながらず、購入ができない問題が発生
・そのため、抽選方式に切り替え、4月27日に応募を開始し、28日に抽選を行なう
・販売数量は30,000箱(1箱50枚入り)で、価格は1箱2,980円
・お一人様1点かぎり
・販売サイトは、他のシステムと分離
・抽選応募用の専用サーバーを新たに設置した
・・・
とのことだそうです。
私は、シャープ製のAIoT家電を利用したことがないので、実感がわきませんが、マスク販売によるアクセス集中で、スマホからのAIoT家電の制御ができなくなっているそうですし、その他のシャープのITサービスに不具合が出ているのであれば、
・専用サーバーを設置した
・早い者勝ちではなく抽選方式とした
ことは、適切な対応だと思います。
話はそれますが、私もマラソン大会のエントリーでは、「先着形式」と「抽選形式」をよく経験します。
先着形式の方が、出場者にとっては、交通手段や宿泊予約が早々とできるので助かります。しかし、「販売(エントリー)開始時間帯」によっては非常に問題があり、例えば、平日の午前10時や12時開始といった大会の場合は、「どうやって仕事を抜け出そう?」ととても苦労します。
また、「アクセスが集中した場合、ネットがつながるコツ(裏技)」を知っている人とそうでない人では、結果が違い「抽選方式の方が恨みっこなしだよな」と最近は感じています。
それにしても、そもそも、マスク製造には門外漢の筈のシャープ製マスクに人気が集中するのはなぜでしょうか。
月並みですが、
・国内生産拠点での生産であること
・電気・電子製品製造の実績があり、国民の信頼が高いこと
・シャープブランドへの国民の信頼が高いこと
が挙げられるでしょう。
「おひとり様1点限り」をきっと無視して購入する人が出てくると思いますが、こういう時は、譲り合い精神を守って欲しいものだよな、と思います。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ695号より)
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