若い頃と違って、ビールをがぶがぶ飲む習慣がなくなり、すっかり、ビールとご無沙汰です。
最近は、「スッキリ、ごくごく」とアルコールを飲みたいという衝動もないので、地方出張して、地元の醸造所が製造したいわゆる「地ビール」があると、「せっかくだから飲んでみるか」と飲む程度です。
20年以上前に「地ビールブーム」があったと記憶していますが、最近は、また、クラフトビールがブームのようです。
先日、福岡の知人が経営する飲食店でクラフトビールをいただきましたが(メーカー名は忘れてしまいました)、味わい深く美味しかったです。
さて、2020年3月28日付の河北日報が、
「岩手・銀河高原ビールの施設 沖縄の酒造会社が取得」
という見出しの記事を掲載していました。
記事によれば、
・泡盛などを製造販売するヘリオス酒造は、銀河高原ビールの沢内醸造所を取得すると発表
(2020年4月1日付)
・ヘリオス酒造は、自社ブランドでクラフトビールを製造する
・取得するのは醸造所と併設する「ホテル森の風沢内銀河高原」(休館中)
・2020年4月にビールと発泡酒の製造免許を申請し、交付され次第、製造を開始
・ホテルについては、運営委託先を募る
・ヘリオス酒造は1961年創業で従業員45人、資本金4500万円
・ビールやハブ酒など幅広い酒類を製造している
・ヘリオス酒造は「本土に製造拠点がほしいタイミングで、いい話があった。西和賀のきれいな水でいいビールをつくる」と説明した
そうです。
記事から想像すると、もしかしたら、沢内醸造所で働いていた人の一部の雇用は、ヘリオス酒造が継承するのかもしれません。
個人的な思い出としては、サラリーマン時代、岩手県北上でしばらく仕事をしていたことがあるので、「銀河高原ビール」は、なじみ深いです。
また、沖縄には、200年8月から10年以上、ほぼ毎月、仕事で訪問していたので、ヘリオス酒造の泡盛「くら」にも馴染みがあります。
それにしても、ヘリオス酒造が、内地に製造拠点を作るとは驚きです。
ただ、ヘリオス酒造は、自社で「ラム酒」を製造していますが、約10年前に、沖縄電力からラム酒専門の製造メーカーである「株式会社グレイス・ラム」の株式を取得し、現在は、グレイス・ラム社の株式51%を保有する筆頭株主でもあります。
沖縄の泡盛製造メーカーの多くは、他の酒類製造には、あまり手を広げない傾向がありますが、ヘリオス酒造は、自社でも、泡盛の他に、紅イモ焼酎、梅酒、リキュール、ビール、ハブ酒を製造しています。
http://www.helios-syuzo.co.jp/docs/products/
しかし、新型コロナウイルスで、先が見えないこの時期に、よくぞ、沢内醸造所はもちろん、併設されているホテルまで取得したなぁ、と少々驚きです。
どんな経営戦略を描いているのか、経営トップにお聞きしてみたいです。
今後、どうなるかわかりませんが、個人的スケジュールでは、5月と6月に北上に訪問する予定があるので、ヘリオス酒造の運営になった沢内醸造所とブランドだけが残り自社では製造していない銀河高原ビール(ウェブショップは2020年4月20日で閉店)が提供されるレストランを訪問してこようと思います。
http://www.gingakogenbeer.com/shop/?pref=iwate
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