東京五輪の競歩とマラソンが札幌で開催されることになりました。

札幌開催種目の日程は、

86日 男子20キロ競歩決勝(16:30 - 18:05

87日 男子50キロ競歩決勝(5:30 - 10:00

      女子20キロ競歩決勝(16:30 - 18:15

88日 女子マラソン決勝(7:00 - 10:15

89日 男子マラソン決勝(7:00 - 9:45

競歩とマラソンは、「チケットなしで観戦できる」ことが魅力です。

たぶん、スタートゴールは、人だかりで「テレビ観戦」の方がよさそうですが、マラソンは、一部が周回コースになったとはいえ、競技の時間帯的にも、コースとなる沿道全てが人で埋め尽くされることはないでしょうから、現地にいれば、少しは「生で世界のトップアスリートの走り」が見られそうです。

 

ちなみに、85日~9日の札幌市内のホテルですが、1泊あたりの価格が2万円以下のホテルは全くありません。宿泊予約サイトで確認できる範囲だと、13万~5万円のホテルが78ヶ所あるだけです。

 

話題は少し変わりますが、2020123日付の毎日新聞によれば、残り1枠となった男子マラソンの有力候補選手のひとりである前日本記録保持者の設楽悠太選手が、

「国内マラソンは3月の東京マラソンが最後。2時間5分台の日本新なら五輪代表を辞退する可能性が高い」

という考えであることを報じていました。

 

記事では、設楽選手は、

・「夏にマラソンは体に良くない。暑さに強い選手はたくさんいる」と説明

・国内最後の理由は「もっと海外のレベルに挑戦しないと日本のレベルは上がらない」

・「2時間4分台なら、少しは勝負ができるので、頑張りたい」と出場の可能性を示唆

したそうです。

 

他のメディアの情報では、設楽選手は、

・価値観は五輪至上主義ではない

・暑さの中での行われる駆け引き重視よりスピードを求めて突っ走るマラソンをしたい

・前半から勝負をしていかないと、(世界には)絶対に勝てない

・夏(のマラソン)なら自分よりも強い人がたくさんいる

・(現時点では夏に開催される)五輪に出て期待を裏切りたくない

・自分が理想とするマラソンを追い求める方が、日本のマラソン界にとってプラス

などと考えているようです。

 

私が、自分の意志でマラソンのテレビ中継を視聴したのは、19782月の別府大分毎日マラソンです。

この大会では、宗茂選手が、スタートから果敢に先頭に立ち、当時としては驚異的な「5km14分台のペース」で走り、40kmまで当時の世界最高記録を上回っていました。

結果的には、当時の世界歴代2位となる2時間09056(優勝)でしたが、日本人選手として初のサブテン(2時間10分切り)は、翌日の新聞でも大きく報道された記憶が残っています。

 

その後、リアルタイムで視聴したマラソン中継で印象深いのは、198712月の福岡国際マラソン(ソウル五輪代表選考会)で、20キロ通過時点で1時間を切り、35キロ地点まで当時の世界記録を49秒上回るハイペースで飛ばした中山竹通選手です。

の、最後に失速するも2位以下に2分以上の大差をつける2時間818秒で圧勝した。

 

「コバンザメ走法」と言われた瀬古利彦選手の福岡国際マラソン3連覇(1978年~1980年)ももちろん印象深いですが、私がマラソン中継に「わくわく」した原点は、19782月の宗茂選手や198712月の中山竹通選手の「スタートから行けるところまで突っ走る」スタイルのマラソンです。

 

賞金レースが増えたせいか、勝負に徹するレースが増えだすと、「駆け引き」という面白さもありますが、「好記録を期待する」というマラソンではなくなりました。

そこで、スポンサー側も、記録更新で、ボーナスが出たり、ペースメーカーを付けて、高速ペースで30キロ引っ張り、そこから「よーいドン」のレースばかりになってしまいました。

「ペーサーがいるのに、その前をスタートから果敢に突っ走る」

「ペーサーに合わせて後方待機した集団が追うのを諦めるほどペースが落ちない」

といったレースを設楽悠太選手は、きっと目指しているのでしょう。

 

そうなると、確かに、夏のマラソン大会は、からだの疲労蓄積が半端なく、その年の秋以降のトレーニングやレースに影響を与えて、マラソンのハイシーズンである23月にピークを持っていくことができません。

3月の東京マラソンの設楽選手に期待です。

 

・・・おっと、その前に、東京五輪女子マラソンの代表残り1枠を掛けた女子マラソンの選考レースである大阪国際女子マラソン(126日)があります。

注目選手は、リオ五輪代表の福士加代子選手、MGC3位の小原怜選手、「なにわの腹筋女王」こと松田瑞生選手、2019ドーハ世界陸上7位入賞の谷本観月選手などです。

この大会の結果次第では、福士加代子選手の引退レースになるでしょうから、しっかり応援したいと思います。

(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ682号より)

 

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