俳優梅宮辰夫さん(81歳)が2019年12月12日午前7時40分に、慢性腎不全のため、神奈川県内の病院で死去したそうです。
梅宮さんといえば、2018年9月に前立腺がん、2019年1月には尿管がんの手術を受けていたことは報道で知っていましたが、今回の訃報関連の報道で、30代半ばに睾丸がんを患って、トータルで6度のがんに見舞われたそうです。
また、梅宮さんは、娘でモデルの梅宮アンナさんのブログで、2018年から人工透析を受けていることを公表していたので、晩年は、まさに満身創痍だったのでしょう。
梅宮さんは、現在放映中の「やすらぎの郷」で、主人公菊村栄(石坂浩二氏が演じている)の父役で出演していましたが、私にとっては、「故松方弘樹さんとの釣り番組」や「“特命係長只野仁”での広告代理店電王堂の会長」の恰幅の良いダンディな役者さんのイメージが強かったので、「梅宮さん、痩せちゃったなぁ、からだが心配」と思って、出演シーンを観ていました。
高齢になって病気をして痩せると、頬がこけ、相対的に歯が目立ちます。
梅宮さんもまさに、そんな感じでした。
梅宮さんといえば、私の中では、
・辰ちゃん漬(梅宮辰夫の漬物本舗)
・あいつは稀代のワル(アンナさんと羽賀研二氏の交際に断固反対)
が印象的です。
前者は、最盛期は、観光地に行けば、必ずお店があったように思います。
個人的には、私は実家が千葉県なので、初詣は成田山新勝寺に参拝していますが、参道に「梅宮辰夫像」が看板の漬物屋さんがありなじみ深いのです。
ウェブサイトで確認すると、現在、20店舗(成田山新勝寺、山中湖、京都嵐山など)が営業しているようです。
後者は、1994年に梅宮アンナさんと羽賀研二さんが交際していた時に、梅宮さんは交際に猛反対し、マスコミを使って「あいつは希代のワル」と世の中にアピールしました。
結果的には、アンナさんが愛想をつかし、ふたりは分かれましたが、その後の羽賀氏の歩んだ人生を考えれば、梅宮さんは羽賀氏の本質を見抜いていたといえるのでしょう。
話題は少しそれますが、それにしても、「やすらぎの郷」は、往年の名俳優を中心とした倉本聰作品なので、当たり前といえば当たり前ですが、放映中にお亡くなりになる方が続出しています。
高齢の俳優の方が亡くなると、たいていは「最近、テレビでお見掛けしなかったけど、病気だったんだぁ」と懐かしむのが常ですが、やすらぎの郷出演者で亡くなった方は、お元気なお姿をつい、数日前、いや、数週間前に見たばかりなので訃報を知ると「えっ?!」という感覚に襲われます。
やすらぎの郷出演者で、亡くなった方は、
・野際陽子さん(2017年6月13日に81歳で逝去)
・織本順吉さん(2019年3月18日に92歳で逝去)
・八千草薫さん(2019年10月24日に88歳で逝去)
・山谷初男さん(2019年10月31日に85歳で逝去)
・梅宮辰夫さん(2019年12月12日に81歳で逝去)
だと思いますが、それぞれに、やすらぎの郷での演技シーンが目に浮かびます。
梅宮さんのご冥福をお祈りしつつ、初詣では、成田山参道の漬物屋さんを訪問してきたいと思います。
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