2019年11月14日付のWWWジャパンが、
「「ナイキ」がアマゾンから撤退」
という見出し記事を報じていました。
記事によると、
・11月13日、今後アマゾンで自社製品の販売を行わないことを明らかにした
・理由は、「消費者とより直接的で緊密な関係を築いていくため」としている
・その他の小売業者や販売のプラットフォームとは引き続き独自の関係強化に努めていく
・販売公式サイトとアプリでの一連のサービス促進目的でアマゾン ウェブ サービス維持予定
・近年、数多くの小売企業が事業コントロールの喪失を恐れてアマゾンでの販売を止めている
・2017年夏にナイキとアマゾンは、偽造品の流通や不正販売業者に対する監視を強化
・限定モデルのシューズやアクセサリー、衣服を販売した
・Amazonからの撤退の大きな理由は、当初の目論見が外れたため(証券アナリストによる)
・いまだ第三者によって大量のナイキ製品が販売されており、偽造品の販売も横行している
・そういった販売業者はアマゾンにとって大きな収入源であるため、今後も排除を期待できない
ということのようです。
アマゾンからのメーカーや小売企業の撤退は、これからも、ケースバイケースで増えていくでしょう。
最近は、自社ブランド力がある企業は、自社のECサイトや配送網が充実しつつあるので、Amazonに頼る必要はないのでしょう。
また、アマゾンも、「高品質・低価格」を掲げる独自ブランド「Amazon Basic」を打ち出していますので、家電、衣類などについて、同様の商品を売るメーカーとは益々客層が被ります。
ナイキについては、自社のブランドイメージを高めることに今は、力を注いでいるので、同じアマゾンのサイト内で、模造品販売や正規販売店でない販売業者がいること自体が「価値を下げる」と捉えているのでしょう。
話はそれますが、ランニングの世界では、ナイキ旋風が吹き荒れています。
市民マラソンレベルでも、日本の場合、アシックス、アディダス、ミズノを履く市民ランナーが多かったですが、アスリート志向が強い市民ランナーは、今ではすっかりナイキです。
現在の私のように、月間100キロ未満の「なんちゃって市民ランナー」にとっては、タイム的には、たいして差が出ないと思いますが、最近はフルマラソン後の疲労蓄積が激しいので「厚底で軽量」なら、とうとう重い腰を上げて(笑)「履いてみようかな」という気になります。
ただ、経年変化や劣化が価格の割に激しい、という話を履いている知人たちから聞くと、若干二の足を踏みますね。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ672号より)
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