地方出張すると、ローカルニュースを好んでチェックします。
地方テレビ局の民放のローカルニュースも好きですが、意識的にチェックしているのは、NHKです。
NHKのアナウンサーは、地域採用の契約社員の身分のアナウンサーもいるようですが、正社員のアナウンサーは、全国転勤があります。
そのため、NHKのローカルニュースを見ていると「あっ、NHKの東京放送センターにいた○○アナは、今、ここに勤務しているんだぁ」と懐かしむことができるからです。
数か月前に、仙台出張した際に、NHKのローカルニュースを見ていたら、「石井かおるアナウンサー」がニュースを読んでいて、懐かしかったです。
石井さんは、数年前はよく、有働由美子アナが司会をしていた「あさイチ」のリポーターで見かけました。
年齢的には、私より少しお姉さんですが、ベテランアナウンサーらしい着実なリポートに好感が持てたので印象が強いのです。
さて、話題は変わって、長野出張している時に、NHKのローカルニュースを見た時のことです。
「幻のそばの種復活へ」というニュースが流れていました。
ながら視聴だったので、しっかりメモしていませんが、
・高遠でそば屋を営む男性が「幻のそばの種を復活」させた
・きっかけは「昔の蕎麦はうまかった」という高齢者の声
・戦後、農業試験場で大量生産するために品種改良されたそばが信州の蕎麦の主流
・男性(山根健司さん)は、復活までに12年の歳月をかけた
・・・
というようなニュースでした。
ネットでこの「幻のそば」に関する情報を探すと、2019年7月23日付の「伊那谷ねっと」に「幻のそば入野谷在来種 種まき」と題した記事が掲載されていました。
記事によれば、
・信州そば発祥の地伊那そば振興会は7月23日に伊那市長谷浦のほ場で、幻のそば「入野いりの谷や在来ざいらい種しゅ」の種まきを行いった
・この日は伊那そば振興会や信州大学などの関係者10人ほどが、8アールのほ場に、手押しの機械を使って入野谷在来種の種をまいた
・入野谷在来種は、一般的なそばの実よりも小粒で、打ったそばは香りが豊かなのが特徴
・入野谷在来種は、戦時中まで伊那市の高遠町長谷地域にまたがる入野谷郷の各家庭で栽培されていた
・終戦後の食糧難で収穫量の多い品種へと移り変わり、消えていった
・伊那そば振興会のメンバーが在来種が残っていないか探していたところ、6年前に塩尻市の長野県野菜花卉試験場で見つかった
・伊那そば振興会が4年前から浦のほ場で種をまき、徐々に種の数を増やしていった
・2019年9月中旬に80キロのそばの実の収穫を予定している
・11月には高遠町内のそば店で初めて一般に提供したいとしている
(以上、伊那谷ねっとより抜粋)
そうです。
NHKのローカルニュースでは、試食した人の声が紹介されていて、「そば本来の香りがする」旨の感想をもらしていました。
ちなみに、この「幻のそばの種」を追い求めた男性が営むそば屋さん(高遠の一刻)には、私は、2016年6月に訪問しています。
11月の一般に提供されるという「入野谷在来種」のお蕎麦を、ぜひ、味わってみたいですが、今年はチャンスがないかなぁ。
(※ 自分を変える“気づき”ロジカル・シンキングのススメ メルマガ667号より)
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