2019年10月31日付の毎日新聞の見出しで、
「強制的な給餌「残酷」 NY市がフォアグラ提供禁止へ」
という記事が掲載されていました。
記事によれば、
・ニューヨーク市議会は10月30日、フォアグラの提供を禁じる条例を可決した
・この条例は2022年に施行される
・肥育法が、無理やりカモやガチョウを太らせており「動物虐待だ」との批判が出ていた
・ニューヨーク市でフォアグラを提供するレストランは1千軒に上るとされ、影響は大きい
・フォアグラ生産では、のどにチューブを入れてエサを流し込み、肝臓を肥大させる
・強制給餌が行われることが多く、近年は批判の高まりを受けて生産や販売を禁止する国が増えた
・米国ではカリフォルニア州が2012年に禁止する州法を施行した
・米メディアによると、カリフォルニア州では、一部のレストランがフォアグラを「無償提供」した
・ニューヨークでは、こうした手法も禁じられることになる
・違反者には違反1件につき最高2千ドル(22万円)の罰金が科される可能性がある
とのことです。
このような問題は、価値観の変化ですので、ビジネス的には、対処するしかありません。
つまり、レストラン経営者なら、リスクと捉えて、他のメニューに転換していくしかないです。
しかし、個人的には、極論を言えば、野生動物ではなく、食用の家畜として育てている動物の食用を禁じるのはいかがなものかと思います。
感情論でいえば、確かに、無理矢理エサを食べさせられ、肝臓肥大させているので、酷い話です。
けれども、それを言い出したら、鶏肉のブロイラーはどうなるのでしょう。
無理矢理太らされるカモやガチョウとブロイラーは、どういう違いがあるのでしょう。
食に関する主義は、宗教やベジタリアン、ビーガンといった「食べ物に対する主義」は、ここの問題ですから、それぞれが判断すればいいと思いますが、自然破壊や生物多様性とはあまり関係のない「食用として育てた動物」の規制は、やり過ぎだと思います。
せめて、農場をある基準で肥育しなければダメ、というような肥育の基準作りや許可制度にし、そこで育てられたフォアグラなら調理してもOKといったような対応が現実的だと思います。
うまい肉にするために、牛にビールを飲ませたり、鵜が捕獲して食べようとしている魚を鵜匠が吐き出させる・・・といった手法も「動物虐待」と言われてしまう時代が来るのでしょうか。
なんだか変だな、違うな、と思います。
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