女子プロゴルフの5つの海外メジャー大会のひとつである「AIG全英女子オープン」で、プロ2年目の渋野日向子選手が、1977年「全米女子プロ選手権」の樋口久子以来となる日本勢42年ぶり2人目のメジャー制覇となった。

私は、ゴルフについては門外漢だが、女子プロゴルフ界としては42年ぶりの快挙なので備忘録的に残しておきたい。

 

201985日付のゴルフダイジェスト・オンラインによれば、

・渋野選手の最終日は、2打差の単独首位でスタート

7バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「68」(パー72)でプレー

・通算18アンダー(66696768)としてメジャー初出場初優勝を遂げた

・前半に1つ落としたが、得意のバックナインで巻き返した

・最終18番で6mのバーディパットをねじ込んで振り切り、笑顔で栄冠を手にした

・ホールアウト後のインタビューで

「(最後のパットは)打った瞬間はちょっと強かったと思った」

「決めたかったので『入れ!』と思っていた」

「泣きそうになったが、涙は出なかった」

と話した

という。

 

ちなみに、渋野選手は、

19981115日生まれで、岡山市出身の20

・岡山県作陽高等学校出身

・あだ名は「しぶこ」

・中学までソフトボールもやっていた

・両親は陸上投てきの選手(父:円盤、母:やり)

20187月にプロテストに合格(14位)

2019年の国内メジャー「ワールドレディスサロンパスカップ」(59日~12日)で初優勝

・「資生堂アネッサレディス」(747日)で2勝目

1998年度生まれの女子プロゴルファーは黄金世代と呼ばれる

・・・

というような選手です。

 

私が、渋野選手の存在を知ったのは、5月のサロンパスカップでの初優勝です。

この時、メディアが「遅れてきた黄金世代」と紹介していたので、「笑顔が特徴的だし、今後が楽しみな選手だな」とひそかに注目していました。

(黄金世代の選手例:畑岡奈紗、勝みなみ、新垣比奈、小祝さくら、原英莉花など)

すると、6月末の賞金ランキングで、4位に滑り込み、全英女子オープンの出場権を獲得。

この数ヶ月で、一気にスターダムにのし上がりました。

 

今回の全英女子オープンは、テレビ朝日が中継していたので、2日目以降は、ちらちらとテレビを見ていました。

メディアの報道でも言われていますが、

・プレイ中なのに笑顔が絶えない(オンとオフを切り替える)

・おにぎりや駄菓子(よっちゃん食品工業の「タラタラしてんじゃねーよ」)をよく食べる

・プレイ中なのに、ファンサービス(写真撮影、グローブプレゼント、握手)が多い

・キャディのコーチと談笑シーンが多い

といった、これまでの選手には見られないピリピリムードがあまりありません。

 

そして、プレースタイルも強気です。

全英の最終日も、パー4を刻まずにワンオン狙いとか、パットも思い切り打つシーンが多くショートが殆どありません。

もちろん、強気の攻めはリスクもあるので、ダメな時はダメ、なんでしょうけれど、今回の快挙はこの思い切りの良さもひとつの勝因でしょう。

 

話は全く変わりますが、

・岡山出身

・名前が「ひなこ」

という共通点でいえば、1997年生まれの女優「桜井日奈子」さんも頭に浮かびます。

桜井さんは、「岡山の奇跡」と呼ばれ、芸能界入りし、上京され、現在は大学に在籍しながらドラマやCMで活躍されています。

これからは、渋野さんが「岡山の奇跡」と呼ばれるに違いないですね。

 

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