2019年7月11日のTBSが、
「エイチ・アイ・エス、ユニゾHDにTOB実施へ」
というニュースを報道していました。
報道によると、(※以下、エイチ・アイ・エスをHISと表記するヶ所あり)
・国内旅行大手エイチ・アイ・エスは、ユニゾHDに対して、TOBの実施を発表した
・ユニゾホールディングスは、不動産事業とビジネスホテル事業を展開している
・HISは、およそ427億円をかけて、株式の保有比率を最大45%に引き上げる
・成立すれば株主総会で重要な決議事項への「拒否権」を握ることになる
・HISは現在、ロボットが接客を行う“変なホテル”などホテル事業に力を入れている
・ユニゾ側が持つホテル事業のノウハウを共用したい考え
・HISが建設を計画しているものまで合わせると、両社が運営するホテルの数は92棟
・92棟は、国内の事業者としては9番目の規模となり規模拡大により競争力が強化される
ということです。
ユニゾホールディングスは、私のイメージでは、
・日本興業銀行系の会社
・増資を繰り返している会社
の印象があります。
後者の「増資を繰り返している会社」というのは、株式を保有している株主からすると、1株あたりの価値が下がるので、ありがたいことでは決してありません。
過去10年の株価を調べると2015年、2016年には、6000円台の時もあったようで、現在の2390円(2019年7月11日)は、「安値」といえるのかもしれません。
また、ユニゾホールディングスが所有する不動産価値からざっくりと考えると、427億円かけて「株主総会で拒否権を握ること」ができるのであれば、金額だけで考えれば、「安い」といえるのかもしれません。
素人的に、エイチ・アイ・エスの今回のユニゾホールディングスに対するTOBは、ユニゾHDの役員と報酬を得て、うまみを謳歌してきた経営陣以外の「従業員、株主」にとっては、「良い結果」となる気がします。
私の体験ですが、エイチ・アイ・エス系のホテル(例:変なホテル)に泊まった印象では、エイチ・アイ・エスの本業の旅行代理店業との相乗効果なのか、インバウンド需要が多く、宿泊稼働率は非常に高いです。
ユニゾのホテルは、北海道から鹿児島まで、全国に24軒あり、エイチ・アイ・エスによる運営は、双方にとってメリットがあるように思います。
ただ、ユニゾホールディングスの売上の約8割は不動産事業です。
こちらについては、エイチ・アイ・エスの本業との連携効果はどんな展開が考えられるのだろう?と思います。
話はそれますが、「変なホテル」の「変」は、ウェブサイトによれば、「奇妙な」という意味ではなく「変わり続けることを約束する」という意味だそうです。
「変わり続けること」は、言い方を変えれば「継続的改善」。
エイチ・アイ・エスのホテル事業と今回のTOBの動向に注目です。
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